命を守るためのバイク用プロテクター<膝編>

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バイクに乗るときの必須アイテムでもあるプロテクターは、ヘルメットとは違い、法律で装備を義務化されていないアイテムではありますが、いざというときに身体を守る備えとして、後悔しないために身につけておきたいものですよね。
とはいえ、何を選んだら良いのか、わからない…、という人も多いのではないでしょうか。
そんな悩みを解決すべく、部位別にプロテクターを解説します。

今回は、ニープロテクター、ニーガードと呼ばれる、膝専用プロテクターです。
選び方とおすすめのアイテムもそれぞれ紹介します。

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バイク用の膝プロテクターが必要な理由

ツーリングから帰ってきて、足に目をやると、転んだりぶつけたりした覚えがないのに、アザができていたなんてことはありませんか?

バイクに跨るときなど自分では意識していないところでステップや地面に足をぶつけてしまっていることが原因のようです。
さらに、アザくらいなら問題ありませんが、転倒したときに、膝から落ちて、膝の皿が割れたりしてしまったら…、重大な事態に陥ってしまいます。

上半身はきっちりとライディングウエアに身を包んでいるにもかかわらず、下半身は普段着のままで済ませてしまってはいませんか?

そこで活用したいのが、膝プロテクターです。 ここではその重要性をお伝えします。

歩けなくなるリスクがある

膝は関節であり、筋肉・骨・半月板・靭帯とあらゆる組織によって構成されています。

転倒したり、事故にあってしまった際に考えられる膝への影響は、ぶつかったことによる衝撃や、可動域の範囲外まで過度な圧力がかかってしまうことです。

膝のお皿(膝蓋骨)や半月板、靭帯を損傷してしまうと、治療に時間がかかるだけではなく、関節が機能しなくなり、大きな後遺症を伴うと共に、関節が曲げられなくなってバイクに乗れなくなってしまったり、最悪歩けなくなってしまう可能性があるのです。

膝は、重大な怪我につながる可能性が高い部位であるということを認識しておきましょう。

怪我を負ったときに治療費用がかかる

もし、膝に致命的な怪我をしてしまったら?

ある程度の費用は保険で賄うことができますが(加入している保険内容による)、それでも出費はかさんでしまいます。

膝プロテクターを装着していたら?

膝はプロテクターで守られ、重大な怪我を防げるかもしれません。
重大な怪我にならなければ、保険料の範囲内で治療が済ませられるということもありえます。

プロテクターを装着するということは、身体を守るということが大前提ではありますが、別の角度から見ると、出費を抑える役割も果たしてくれるのです。

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バイク用膝プロテクターの選び方のポイント4つ

プロテクター選びで重要なことは、安全規格がクリアされているか?装着位置に合っているものが選べているか?ということです。
ここでは、選ぶ際のポイントとして、安全規格、素材、装着タイプ、価格などについて解説します。

膝プロテクターのタイプ

膝プロテクターには、一体型になっている履くタイプ、ベルクロといった専用のサポートストラップを巻きつけて固定する単体タイプ、ライディングパンツに標準装備されているタイプがあります。

位置を合わせやすいのは単体タイプですが、街乗りなのか、ツーリングなのか、オフロード走行なのか…。
自分のライディングスタイルに合ったプロテクターをセレクトすることが重要です。

バイク用プロテクターの安全規格

バイク用のプロテクターは、日本で正式に定められている安全規格がないため、ヨーロッパで使用されている「CE規格」がセレクトの目安となります。
CE企画とは、ヨーロッパ連合で流通や販売する工業製品に必要な安全規格となり、ヨーロッパでプロテクターを販売するためには、必ずクリアしていなければならない規格です。

バイク用のプロテクターは、CE規格の「EN1621」に定められていて、その中でも部位によって細かく分類され、膝プロテクターの規格は「EN1621-1」、さらには衝撃吸収の度合いによって、「レベル1」と「レベル2」に分類されています。

CE規格をクリアするには、衝撃を基準の一定のレベルまでに抑える事が出来る事が条件となっており、この厳しい基準をクリアしたCE規格は、今や全世界において、プロテクターにおける安全基準のスタンダードとなりつつあります。

プロテクターを選ぶ際に、このCE規格をクリアした証である、CEマークが着いているか、チェックすることをおすすめします。

バイク用プロテクターの素材

プロテクターに採用されている素材は、大まかにハードタイプとソフトタイプに分けることができます。

ハードタイプは文字通り硬い素材のもので、ソフトタイプは柔らかい素材で作られているものを指します。

それぞれに特徴が違うため、どちらもプロテクターの基本的な機能である、衝撃を吸収して拡散する働きに、タイプだけでは優劣を付けることはできませんが、どちらかといえば、ハードタイプは尖ったものが突き刺さりにくく、ソフトタイプは軽量で装着感が良いという違いがあります。

また、ソフトタイプでも、衝撃を受けると分子が結合し、その時だけハードタイプに変化する素材もあるなど、プロテクターの素材は日々進化しています。安全性や特徴はそれぞれ異なるので、その特徴を吟味したうえで選ぶことをおすすめします。

バイク用プロテクターの値段

膝プロテクターの価格はさまざまで、ウエアに内蔵するタイプのものだと1000円代から、単体でも安いものだと3000円代で手にすることができますが、安全基準や身体へのフィット感などを考慮すると、やはりそれなりの価格帯のものを選ぶのが無難です。

せっかく購入するのであれば、身体にフィットさせるための細やかな調整機構がついていたり、関節に沿わせるように計算されたフォルムやパーツの組み合わせ方だったり。

さらには衝撃を緩和するための独自の素材使いなど、それぞれのこだわりをしっかりと見極めたいものです。

身体を守るために身につけるプロテクターだからこそ、価格ではなく品質で選びましょう。

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おすすめ膝プロテクター

ウエアの上から装着するのか、下に入れるのか、内蔵型を選ぶのか?

プロテクターのタイプ、安全規格、素材などの選び方のポイントがわかると、自分に必要なプロテクターが見えてきます。

ユーロギアで取り扱うプロテクターはイタリアンメーカー・ダイネーゼの商品です。
1970年代後半から人体のプロテクションに関する研究を続け、最新のテクノロジーを惜しみなく搭載したダイネーゼのプロテクターは、自信を持っておすすめできる逸品。

そんなダイネーゼの膝プロテクターは、ロード用とオフロード用の単体タイプ、ライディングパンツに内蔵されているタイプが用意されています。

しっかり守る、目立たせないように守る、ご自身の用途に合わせてお選びください。

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膝をけがした時の応急処理方法

万全の準備をしていたにもかかわらず、もし怪我をしてしまったら?
ちょっとした応急処置方法を覚えておくと便利です。

スポーツ外傷の応急処置「RICE処置」をご紹介します。

RICE処置とは、スポーツ中に打撲、捻挫、肉離れといった外傷を受けたときの基本的な応急処置方法で、早期に処置を行うことで、回復を助ける効果があるといわれ、各スポーツ協会で活用され、最近は災害時の応急処置方法としても、周知され始めています。

RICEとは以下の頭文字を並べたもので
1.REST(安静)
2.Icing(冷却)
3.Compression(圧迫)
4.Elevation(挙上)
から成り立っています。

怪我をしたらむやみに動かずにまず安静(REST)にし、患部を氷や氷水などで冷やします(Icing)。
さらに必要に応じて、患部にテープなどを巻いて圧迫(Compression)し、腫れや内出血を最小限に抑えます。そして、患部を心臓より高い位置に保つ(Elevation)という処置となります。

現在は、ここにProtection(保護)を加えた「PRICE」と呼ばれる処置もあります。

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膝を保護して安全快適なバイクライフを過ごそう

なんとなく後回しにしてしまいがちな下半身のプロテクターですが、膝の損傷は、バイクにも乗れなくなってしまうような重大な怪我にも繋がる可能性を秘めています。
「ちょっとそこまでだから、自分は大丈夫…。」という過信が後悔につながることも。

膝プロテクターの必要性を、ぜひ一度考えてみてください。

安全規格をクリアしたプロテクターを選んで、安全快適なバイクライフをお過ごしください。