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わたしの相棒 TROPHY LTD LEATHER PANTS

作成者: 岡崎(オカザキ)|2025/09/12

TROPHY LTD LEATHER PANTSで駆けるビーナスライン

TROPHY LTD LEATHER PANTSに脚を通し、膝のプロテクターの位置を整えてスナップボタンを留める。
この一連の動作が、私にとってツーリング前の儀式のようなもの。レザーパンツを履くことで「今日も走り出す」というスイッチが入るのです。

シンプルなルックスながら、脚全体をしっかりと包み込むフィット感。そして柔らかなレザーがもたらす安心感は、他のギアでは得られないもの。走り出せば、身体に馴染んでいくその感覚が心地よく、ビーナスラインの流れるようなワインディングに集中させてくれます。

真夏の排熱にも負けない快適さを保ちながら、長距離を走ってもストレスを感じない。シートの上で過ごす時間そのものが、このパンツによってより濃密で、走る喜びに直結していくのを実感しました。

 

東京からワインディングへ

朝、東京を出発。都内を抜けるまでは交通量が多いものの、パンツの動きやすさのおかげで渋滞も苦になりません。中央道を北上し、諏訪ICを降りた瞬間に空気が変わる。肌に触れる風は澄み切り、遠くに連なるアルプスの稜線が快晴の青空にくっきりと浮かび上がる。そこから先はいよいよビーナスライン。

ワインディングを駆け上がりながら、愛車をバンクさせる。路面を捉えるタイヤの感触と、レザーパンツがしっかり支えてくれる安心感がシンクロし、ただ「走ること」だけに没頭できます。

TROPHY LTD LEATHER PANTSの真価

レザーの質感とフィット感

柔らかくも芯のあるレザーが脚をしっかり包み込み、ライディングフォームを取った瞬間から「走るための設計」であることが伝わってきます。
新品でも、硬さや違和感はほとんどなく、膝の曲げ伸ばしや体重移動もスムーズ。ワインディングに入ると、この快適さがどれだけライダーの集中力を支えてくれるかを実感していただけます。

プロテクション性能

膝のプロテクションはしっかりと主張しつつ、動きを妨げない絶妙な配置。
「もしものとき」に備えた安心感があるからこそ、思い切ってバイクを寝かせられる。安全性とパフォーマンスを高次元で両立しています。

長距離ツーリングでの快適性

東京からビーナスラインまでの高速移動でも、パンツ内部の蒸れはほとんど感じませんでした。シートに座りっぱなしでも腰回りが突っ張らないため、長距離ライドでも疲労が軽減されます。
「レザー=重い、固い、蒸れる」という先入観を覆し、ツーリングにも本気で使える一本だと確信しました。

柔らかなレザーと計算されたカッティングのおかげで、中央道の移動からビーナスラインのスポーツライディングまで、終始ストレスを感じることなく走り抜けることができました。

コロポックルヒュッテでひと休み

走りの合間に立ち寄ったのは、ビーナスライン沿いにある人気の山小屋カフェ 「コロポックルヒュッテ」。
木の温もりを感じる雰囲気の中でホットコーヒーを一杯。テラスから絶景を楽しみながら過ごす時間は、ツーリングの特別なご褒美です。

走行の緊張感から解き放たれ、レザーのフィット感を心地よく感じながら、次のワインディングへの期待がまた高まっていきます。

 

東京から走り出し、快晴の空の下、ビーナスラインを駆け抜ける一日。

ビーナスラインの快晴のワインディングを駆け抜けながら、ふと思いました。
このパンツは装備というより『走りの相棒』に近い。ライダーを守りつつ、走る喜びを何倍にもしてくれる存在だと感じます。

ツーリングを終えた今も、快晴の青空と、ビーナスラインの絶景、そしてコロポックルヒュッテで味わったコーヒーの香りが鮮明に蘇ります。

そして次のツーリングも、きっとまたこの相棒と一緒に行くでしょう。