本格的な気候の変化を肌で感じ、慌てて次のシーズンに向けた準備を始める方も多いのではないでしょうか。特にオートバイに乗り始めたばかりの頃は、用品選びにおいても「何を重視すればいいのか?」「自分に合ったアイテムはどれなのか?」と迷うもの。手探りでいくつものアイテムを試しながら、何シーズンかを経て、ようやく自分に合ったスタイルを見つける。そんな方も少なくないでしょう。
そこで今回は、ダイネーゼの秋冬ジャケットを3タイプご紹介します。
それぞれどのような特徴があり、どんな方におすすめなのか。製品ごとの違いにも触れながらご紹介しますので、これからの用品選びの参考として、ぜひご活用くださいませ。
SUPER SPRINT D-DRY JACKET
SUPER SPRINT D-DRY JACKET
メンズ防水モーターサイクルジャケット。スポーティで個性的なデザインで、日常使いから一日中のライディングまで対応します。
※価格や仕様は予告なく変更される場合があります。最新情報はダイネーゼAGVジャパン公式サイトをご覧ください。

このジャケットは、ダイネーゼのレガシーを受け継ぐスポーツシルエットが特徴です。
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丈感は前身頃が短めで、前傾姿勢になっても気になりにくい設計。象徴的な樹脂製の肩スライダーが目を惹きます。
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防水・防風フィルムをラミネートした「D-DRY」を採用し、雨や風の侵入を防ぎます。さらに、取り外し可能な保温ライナーも付属するため、気温に合わせた調整が可能。寒暖差の大きい季節から、本格的な冬のライディングまで幅広く活躍します。
フィッティングは見た目通り、ややタイトな印象です。特に保温ライナーを着用すると、肩や肘まわりに圧迫感を覚えました。真冬に中へ着込むことを考えるなら、ワンサイズ大きめも選択肢に入るでしょう。
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安全性能も、自分のスタイルに合わせてカスタマイズが可能です。肩と肘には、動きを妨げにくい軟質プロテクターを標準装備。胸部と背中には、オプションのプロテクターシリーズを別途挿入できます。
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さらに、最新のワイヤレス型エアバッグ「SMART AIR」をジャケット内部に固定するためのフラップも備えています。プロテクターに加えてエアバッグシステムを組み合わせることで、より高いレベルの安全性能を追求することが可能です。
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シルエットからも伝わる通り、スポーティなバイクとの相性は抜群です。一方で、ツーリングにも十分な性能を備えているため、ネオクラシックやネイキッド、ツアラーなどの車体にも自然に合わせることができます。
TEMPEST 4 D-DRY JACKET
TEMPEST 4 D-DRY JACKET
防水性・通気性に優れたD-Dry®メンブレンを採用した、メンズ用ロードツーリング・ライディングジャケット。
※価格や仕様は予告なく変更される場合があります。最新情報はダイネーゼAGVジャパン公式サイトをご覧ください。

収納力と快適なライディングに必要な性能を兼ね備えたテンペストジャケットは、ツーリングカテゴリーの定番モデルです。
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最新モデルの「TEMPEST4」は、前述のジャケットと同様に胸部と背中のプロテクターをオプションで装着可能。
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また、「SMART AIR」にも対応しています。加えて、肩と肘には「レベル2」のプロテクターを標準装備しており、高いプロテクション性能を備えています。
では、SUPER SPRINTジャケットとの違いは何でしょうか。
これは、実際に試着してみるとはっきりとわかりました。
袖を通した瞬間に感じるのが、ゆとりのあるフィッティングです。
今回は比較のため、同じサイズで試着しました。すると、保温インナーを着用した状態でも、肩や肘まわりに明らかな余裕があります。
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アドベンチャーツアラーなどはハンドル位置が高く、乗車時には腕を持ち上げるような動きが生じます。そうした動きに対しても、脇や腕の内側に伸縮性のあるインサートが入っているため、ジャケットが突っ張る感覚はありませんでした。
ゆとりのあるフィッティングに加えて、こうした可動域を確保するための工夫があることで、ライディング中も自然に腕を動かすことができます。
プロテクターの安全性能が高くなるほど厚みが増し、重量も気になりやすくなります。しかし、フィッティングに余裕があるためか、実際に着用してみるとプロテクターの厚みや重量はそれほど気になりません。
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アドベンチャー、ツアラー、ネイキッドなど、さまざまな車種で活躍するでしょう。デザインも比較的シンプルなので、車体を選ばず幅広く合わせやすいジャケットです。
CORSO ABSØLUTESHELL™ PRO JACKET
CORSO ABSØLUTESHELL™ PRO JACKET
最高の防水性と透湿性を提供するAbsøluteshell™ Proラミネート防水メンブレンを採用したショートタイプのジャケット。
※価格や仕様は予告なく変更される場合があります。最新情報はダイネーゼAGVジャパン公式サイトをご覧ください。

今回選んだ3種の中でもっともカジュアル寄りのデザインですが、その性能は侮れません。
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「D-DRY」と同様に、防水・透湿性に優れた「ABSØLUTESHELL」をジャケットにラミネートしています。取り外し可能な保温インナーは単体での着用も可能。今回比較した3着の中では、このモデルだけの特徴です。
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保温レイヤーはファスナーやボタンでジャケットに固定するタイプではないため、ジャケットを脱いだあとに単体で着用したり、お手持ちの他のウェアと組み合わせたりすることもできます。
そして、フィッティングにも大きな特徴があります。今回比較した3着の中では最もゆとりがあり、タイトになりやすい関節部分も動きを妨げにくく、ライディングポジションから日常的な動作まで自然に対応できます。
全体的に余裕を持たせたサイズ感なので、普段のサイズを選んでも、インナーを重ね着するための十分なスペースがあります。
一方で、すっきりとしたシルエットで着たい場合は、ワンサイズ下を検討してもよいでしょう。細かなフィッティングについては、ぜひ店頭で実際にお試しください。
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なお、チェストプロテクターには対応していないため、この点は注意が必要です。
背中はジャケット用のオプションが装着可能です。
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「SMART AIR」は固定用のフラップを備えていませんが、ジャケットの内側に着用することは可能です。
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ジャケット丈は少し長めですが、カジュアルなデザインですのでスポーツ、ツアラー、ネイキッドなど幅広い車種に合わせられるでしょう。
3着を比較してみると
ここまで3種類の秋冬ジャケットをご紹介しました。
いずれも防水・防風性能や保温性、プロテクターなど、秋冬のライディングに必要な基本性能を備えています。一方で、実際に着比べてみると、シルエットやフィッティングには明確な違いがありました。
スポーティなシルエットを重視するなら「SUPER SPRINT D-DRY JACKET」。
前傾姿勢を取りやすいフィッティングと、ダイネーゼらしいスポーティなデザインが魅力です。スポーツバイクとの組み合わせはもちろん、ネイキッドなどにも合わせやすいでしょう。
ツーリングでの快適性を重視するなら「TEMPEST 4 D-DRY JACKET」。
ゆとりのあるフィッティングに加え、レベル2プロテクターを標準装備。アドベンチャーやツアラーなど、上体を起こしたライディングポジションとの相性にも優れています。
カジュアルなスタイルと着回しやすさを重視するなら「CORSO ABSØLUTESHELL™ PRO JACKET」。
3着の中でもっとも余裕のあるフィッティングに加え、保温インナーを単体で着用できるのも特徴。バイクに乗るときだけでなく、普段のウェアとしても取り入れやすいモデルです。
どれも秋冬のライディングに対応できるジャケットですが、同じ「防寒・防水ジャケット」でも、実際に着てみるとそのキャラクターは大きく異なります。見た目だけではわからないフィッティングの違いもありますので、ぜひ店頭で着比べながら、自分のスタイルに合った一着をお選びください。
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