バレンティーノ・ロッシの華やかな戦績にスポットをあて、スぺシャルなグラフィックをPISTA GP RRで表現してきたI Caschi di Valeシリーズ。
2019年のファーストモデルの発表以来、常にAGVヘルメットの人気モデルとして君臨してきました。
そんなI Caschi di Valeですが最後のモデルが発表されましたのでご紹介いたします!
ですが、その前に既に発表されたモデルを、振り返ってみようと思います。
World Title 2003
このグラフィックは、2003年のセパンGPのウイニングラップに着用されたもので、3年連続、5回目のワールドタイトルを獲得したことを記念してデザインされました。
2003年はシーズン9勝を挙げ、さらに全戦で表彰代に登るという圧倒的な強さを見せつけたバレンティーノ・ロッシ。
ポイントランキングでも2位に100pt近くの差を付けて年間タイトルを獲得しました。
ヘルメットの正面には、5回目のタイトル獲得を祝った数字の「1」が大きく5つ描かれており、彼のゼッケン番号でもある「46」以外の数字を使用している点では非常に珍しいデザインです。
Winter Test 2005
このグラフィックは、イタリアの有名な洗濯用洗剤、ダッシュのスローガンからインスピレーションを受け、2004年のヤマハM1でのMotoGP初タイトルの獲得、そして6度目のタイトル獲得を記念してデザインされました。
このヘルメットはその年のウィンターテストでのみ着用され、レースでは決して使用されませんでした。このグラフィックは、ドクターがどんな困難にも負けずに世界タイトルを獲得した強さと、彼がファンの家(と心)に入り込み、世界中に知られ、愛される家族の一員となった精神に敬意を表しています。
Laguna Seca 2005
ヤマハレーシングの祝賀としてバレンティーノのユニークなスタイルが作られました。
日本メーカーがレースの世界に進出してから50周年を迎えた2005年のアメリカGPで、ドクターはこのカラーを身にまとい、伝説のコースであるラグナセカを初めて走りました。
1970年代から1980年代にかけて、ケニー・ロバーツが活躍したアメリカのヤマハをイメージした黄色と黒の背景に、アイコニックな「ソレルナ(太陽と月)」が特別な新バージョンで描かれています。
そこには、この年、7度目の世界制覇を成し遂げてタイトルを奪還した世界チャンピオンのバレンティーノがつけていたゼッケン46があります。
World Title 2002
これらのグラフィックは、2002年のブラジルGPでドクターが着用し、4ストローク990ccバイク最初のシーズンで彼に世界タイトルを与えました。
アルド・ドゥルディによってデザインされた上部は、バレンティーノ・ロッシのソレルナと虹を白黒で解釈したもので、想像力と創造性を称える手描きのマルチカラーの芸術作品です。
このグラフィックは一度だけ着用され、複製されることはありませんでしたが、今回世界で最も先進的なレーシングヘルメットであるAGV PISTA GP RRで手に取ることができます。
そしてこの度発売されるのがこちらのモデル。
2008年MotoGPカタルーニャグランプリで使用されたグラフィック。
グランプリ2日目、サッカー・イタリア代表チームにインスパイアされた、レーシングスーツを着用したバレンティーノ・ロッシは、ボールをデザインしたヘルメットを着用し、そのユニークなルックスを完成させました。
2024年夏頃を予定しており、全世界2008個限定という大変に貴重なヘルメットとなっております。
更に専用ヘルメットバッグ、バレンティーノからの手紙、スモークバイザー等付属品もとても豪華!
ご予約の締め切りは2/25(日)までと約一カ月となっております。
気になる方は、是非一度お問い合わせ下さいませ。
それでは~。