ダイネーゼのジャケット、パンツは連結が出来るのはご存じの方が多いと思います。
ですが購入されるお客様は、それ程気にされていない方も多いように感じます。
そこで今回は、ジャケットパンツの連結の効果についてお伝えします。
ロングツーリング、高速走行の場合ジャケットのバタつきが気になる方は、多いのではないでしょうか。
バタつきの原因は、ジャケットの素材やサイズ、環境、走行速度等もありますが、ジャケットとパンツをファスナーでつなぐことで、ある程度は改善することが出来ます。
走行中は僅かな隙間風が、体の様々な部分の温度を奪っていきますので、冬場は上下連結が重要ですね。
この画像は連結なしで試着していますが、バイクに跨ると股に空間があり、違和感を感じました。
ですがジャケット、パンツをファスナーで連結させてバイクに乗ると違和感は軽減されました。
連結することでパンツが少し上の方に引っ張られ、股の隙間が詰まったように感じ+前傾姿勢も自然にとれるようになります。
2PCスーツの場合は着丈がやや短めに設定してある分、ジャケット+パンツよりもさらに前傾姿勢をとりやすくなります。
その分バイク降車時にはやや猫背のような姿勢になりますので、連結を解除されると良いかと思います。
レザー製品に慣れていない方が連結するとレザーの固さもあり、最初のうちはぎこちなさを感じるかと思いますが、この状態で多くの回数使って頂くことで、徐々に扱いやすく自身の体にフィットしてきます。
ジャケットとパンツの両方にファスナーがついていれば連結可能です。
さらに…
SUPER RIDER 2 ABSOLUTESHELLとSUPER SPEED LEATHER PANTS でセットアップ。
このようにジャケットはメッシュ、パンツはレザーといったような上下の素材が違っていても両方にファスナーがついていれば連結OK👌
また連結ファスナーの部分には伸縮素材が採用されていますので、前傾のキツイ車両でもスムーズにポジションがとれます。
次に FULCRO LEATHER JACKETとDENIM STONE SLIM TEX との組み合わせ。
普段着のような見た目ですがこのようなジャケットには、連結ファスナーは御座いません。
その場合はジャケット内側の腰付近をご確認ください。
中央の辺りに画像のようなパーツが、ありますのでこれを引っ張りだして…
パンツ側のベルトループにこのパーツを通しボタンで留める…といった具合です。
流石に連結ファスナーほどの効果は無いかと思いますが、風の流入やバタつきはかなり軽減出来、安定感が得られます。
ウェア購入の際にデザインや安全性は当然気になりますよね。
ですがジャケットパンツを上下セット購入される機会があれば、この点も是非意識されてみてください。
長距離の走行でバタつきが続くと気づかないうちに、体に疲れが溜まり判断や操作のミスを誘発、トラブルの要因となる可能性も御座います。
連結によりファスナーにTシャツ の裾が噛んだり、休憩時にジャケットを脱ぐとき少し面倒だったり(笑)
そんなこともあるかもしれませんが、連結して走ってみると案外、今まで走行時に気になっていたちょっとした、煩わしさを改善できるかもしれません。
気にされてなかった方は是非一度お試しください。
それでは~。