CIAO!!
AGVマニアの世田谷店 SAKAIです。
前回、新作のPISTA GP RRが入荷したことを投稿致しましたが、
やはり皆さん気になるのは「前モデルとどう変わったの?」ですよね。
前モデルPISTA GP Rも素晴らしいモデルでしたが、
ユーザーであるSAKAIとしても新型は何が変わったのか気になるところ。
ということで早速入荷したGP RRをじっくりチェックしてみました。
①FIMホモロゲーション取得
バイザーに大きく目立つ "FIM RACING HOMOLGATED" のラベル。
これは2019年からMotoGPにおいて使用可能なヘルメットのレギュレーションが
それまでからより厳格な規定に引き上げられましたが、
このGP RRはそのホモロゲーションに合致していることを証明しています。
(ざっくりいうとこれまでの規定よりも強度や衝撃吸収性といった安全性を向上させています)
シェルの100%カーボンや見た目は変わっていませんが中身が変わっているということですね。
②360°Adaptive Fitシステム
ユーザーにとって最もダイレクトな変更点はこちら、
待望のインナーフィッティングシステムが採用されました。
これはよくある「同じMサイズでちょっと薄い(厚い)パッドに交換」ではなく、
複数枚同梱されている付属のパッドを対応する部分に貼り付けて厚みを調整します。
頭頂部・後頭部・頬は2か所の部位で調整可能。
例えばチークパッドだと中のスポンジを取り出して、
対応する部分に貼り付ける事が出来ます。
(この場合は向かって右側が頬部分で左側は下顎部後方ですね)
頭頂部は伝統のラピッドパッド(ベルクロで調整可能な細長いパッド)それぞれに
対応する調整パッドが付属していますので例えば真ん中の1枚だけ厚くして、
他2枚は標準状態のままという事も可能です。
説明書もちゃんと付属しているのでどなたでも簡単に調整頂けます。
インナーパッドも変更されています。
トップパッドはラピッドシステムがより洗練された形状に。
チークパッドも立体形状となり特に耳周りのフィット感が向上しています。
③快適性・軽量への拘り
この他、ネックロール部分は形状が見直されフィット感が向上、
ハイドレーションホースもシリコン製に変わり取り回しやすくなりました。
顎紐のDリングがチタン製に。
小さなパーツでも手に取ってみるとこれまでのスチール製と比べると軽いのが分かります。
安全性・快適性・運動性に更なる磨きをかけたPSITA GP RR。
ピュアレーシングモデルの妥協の無い作りこみを是非ご体感くださいませ。
それでは次回もお楽しみに!
Ciao,Ciao~