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ダイネーゼが展開している、最新の完全ワイヤレス型エアバック”SMART JACKET”が警視庁に導入されて早一年。
多くのお客様にご提供してきたSMART JACKETですが、ご検討中の方に向けて今一度改めてご紹介をしたいと思います。
完全ワイヤレスの仕組み
従来のモーターサイクル用のエアバックと言えば、ワイヤーでライダーと車体と繋ぎ、アクシデントによって一定の距離を離れた時に展開する。というものが一般的でした。
しかしSMART JACKETは7軸センサーにより、ライダーの動きを毎秒1000回モニタリングしています。
走行中危険な状態になればセンサーが察知して展開しますので、ワイヤー式とは根本的に別物なのです。
仕組みについて
どういった仕組みなのか?というご質問をよくいただきます。先ほど7軸センサーと記載しましたが、この7軸は傾斜角センサー3つ、加速度センサー3つ、GPSで成り立っています。
7つのセンサーがそれぞれ働くことによって、ライダーが今、どこで、どれくらいの速度で、どんな状態で走っているのかを明確にモニタリング。転倒や追突などのアクシデントで瞬時にエアバックが作動する。という仕組みです。
エアバックの起動条件
そして起爆する事象は以下の通り。
- 追突
- 正面衝突
- ハイサイド
- 回転を伴う、または伴わないローサイド
重大な怪我につながる事象に対してエアバックが展開します。
ただし、
- 走行速度10km以上
- バイクの振動を感知していること
いずれかの作動条件を満たしていることが必要です。
プロテクション解説
では、重要なエアバック本体について解説します。
SMARTJACKETのエアバックによる保護範囲は背中、胸、首が対象なのですが、ここが重要なポイントとなります。
モーターサイクル用エアバックの安全規格"CE1621-4"をご存じでしょうか。
ハードプロテクターの併用無しで、胸部・背部共にこの規格をクリアしているのは国内外でもSMART JACKETだけなのです。
ガスがエアバックを均一の厚さに膨らませることによって、展開範囲全てを同じ強度で保護します。
そのプロテクション性能はダイネーゼのプロテクター換算で胸部は8枚分、背部は7枚分。
マイクロフィラメントについては動画でもご紹介しています。ぜひご覧くださいませ。
豊富なバリエーション
最も定番なベストタイプに加え、ジャケット内臓タイプもラインナップがございます。
ダイネーゼ大阪箕面ではいずれのタイプも店頭にご用意。
ご試着などしていただけますのでお気軽にお声がけくださいませ!