バイクの免許を取得して一番最初に購入する装備がヘルメットではないでしょうか?ここではAGVが展開する『アジアンフィット』について解説していきます。
アジアンフィットの特徴やヨーロッパサイズとの違いなどを説明していきますので、是非購入の際の参考にしてみてください。
[ この記事のトピック ]
AGVのヘルメットとは
AGVは、イタリアで1947年に創業。主に高品質なモーターサイクル用ヘルメットを製造しています。安全性、快適性、デザイン性に優れ、プロのレーサーから一般ライダーまで幅広く支持されています。
特にMotoGP™などのレースで使用されることが多く、その技術と性能は世界的にも高く評価されています。
2007年7月同じくイタリアのモーターサイクル&ダイナミックスポーツウェアカンパニーであるDAINESEの傘下になったことで、両社の技術とノウハウが融合し、より高品質で安全性の高い製品が提供されるようになりました。
ヘルメット購入時の注意点
ヘルメットを購入する際の注意点として、JIS規格など安全規格を取得しているかも当然重要になりますが、一番注意する点はフィット感です。
安全規格を取得しているといっても、極端にサイズ感が大きいと事故時に頭部をしっかり保護できなかったりと大変危険です。また、走行中にずれて視界が悪くなったり、風切り音が耳障りになったりすることもあります。
逆に小さすぎると頭を圧迫し、長時間の使用で不快感や頭痛を引き起こすことでライディングに集中できず、安全性が損なわれることもあります。
そのため、頭にしっかりとフィットし、動かしてもズレないものを選ぶことが重要になります。
アジア人と欧米人の頭の形状の違い
頭に合ううヘルメットを購入する上で、ヨーロッパサイズとアジアサイズの違いは重要なポイントになります。
下の図の通り、欧米人(EURO FIT)は頭が前後に長く、前から見た時の横幅が小さい傾向があります。一方、アジア人(ASIAN FIT)の頭部形状は円形に近く側頭部が張り出しており、平らな形状をしています。
そのため、アジア人がヨーロッパサイズのヘルメットをかぶると、ヘルメット内の前後が緩く感じ、逆にこめかみ辺りが締め付けられ、快適性に欠けてしまうのです。
AGVのアジアンフィット
AGVでは、アジア人向けのアジアンフィットを展開しております。アジア人の頭の形に合わせて設計されているため、フィット感も良く、快適に使用できます。特に、こめかみ部分の圧迫感が少なく、長時間の使用でも疲れにくいのが特徴です。また、安全性も向上し、事故時の保護性能も高まります。
しかし、アジアンフィットとは言え、小さすぎるサイズでは長時間の使用で頭痛がしたり、疲労が溜まってしまう事があるでしょう。
そこで、適したサイズを購入する為のサイズの測り方をご紹介したいと思います。
正しい頭囲の測り方
頭囲は、頭部で一番幅が広いこめかみの辺りにメジャーを一周させて測ります。
SIZE | S | M | L | XL |
---|---|---|---|---|
頭囲 ( cm ) |
55-56 | 57-58 | 59-60 | 61-62 |
頭部の周囲の長さが同じでも、横幅、前後の大きさも考慮する必要があります。そのため、購入する前に試着することをお勧めしております。
サイズの選択に迷ったときには、お気軽に台場店スタッフまでお申し付けください。
皆様のご来店を心よりお待ち致しております。
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記事作成 : 福岡店スタッフ
K1 S AGV JIST Asian Fit 039-BEZZECCHI 2023
MotoGP 2023年シーズンにマルコ・ベッツェッキのグラフィックを再現したレプリカモデルです。
※価格や仕様は予告なく変更される場合があります。最新情報はダイネーゼAGVジャパン公式サイトをご覧ください。