エアバッグ「SMART JACKET」のご紹介 ~安全性~

作成日 2022年1月10日
By 永濱(ナガハマ)

先日ご紹介させて頂きました2022年よりダイネーゼ福岡店が
イタリア本社の定めるプレミアムセンターに認定されました。

→詳しくはこちら「ダイネーゼ福岡店がD-airプレミアムセンターに認定

そこでこれから複数回にわたりSMART JACKETの事をご紹介させて頂き、
もっと多くの方に知って頂きたいと思います。

今回は皆様のもっとも気になる事だと思いますが、
"安全性"についてご紹介をしていきます。

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1.エアバッグ起爆の仕組み

SMART JACKETに限らず、ダイネーゼのエアバッグD-airでは全てで完全ワイヤレス式です。
D-airにはレース用「D-air Racing」と、ストリート用「D-air Road」があり、
それぞれで起爆の仕組みが異なります。

今回はSMART JACKETなので、ストリート用「D-air Road」についてご紹介をします。

センサーやGPSによりライダーの動きの解析

SMART JACKETの場合は腰のところに、
「3つの傾斜センサー」「3つの加速度センサー」「GPS」が内蔵されています。

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これらのセンサーからの情報を毎秒1000回でモニタリングを行っています。

傾斜センサーと加速度センサーでは、ライダーの角度や加減速を主に計測しています。
よく皆様よりGPSは何をしているの?とご質問が多いです。

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GPSではライダーの"実測値"を計測しています。
いま何キロで走っているのか、という情報がエアバッグを起爆させる上で、
非常に重要な情報の一つとなります。

GPSが届かないエリアを走行中であっても、途切れる直前の走行データを保持するため、トンネル内などでも安全に機能する仕組みになっています。
「通常道路上での安全を、いかに確保するか」が重要であり、それにはGPSによる正確な速度感知が必須となります。

エアバッグ(SMART JACKET)が起爆するトリガー

センサーで得た情報の解析から以下のケースで起爆します。

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  • ハイサイド
  • ローサイド(回転を伴う、伴わないかかわらず全て)
  • アイドリング停車中の360°からの衝突
  • クルマやガードレールなど、障害物との正面衝突(45°~135°の範囲でもっとも有効)

バイク事故においてライダーの方では、いくら気をつけても信号停車中の追突などのもらい事故は避けようが無いと思います。
ただSMART JACKETの場合は、
アイドリング停車中にバイクの振動が感知できていれば対応が可能です。

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これは加速度センサーがバイクのエンジンから出るトコトコという上下振動を加速度センサーが感知し、
さらにはGPSデータの実測値の0km/hという正確なデータから実現しています。

2.エアバッグの衝撃吸収能力

ダイネーゼのエアバッグで非常に特徴的な点の一つですが、
起爆、膨張した状態のエアバッグは"非常に固く"展開されます。

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車などのエアバッグではドライバーが当たりにいく事が想定されているので、
風船のように柔らかく膨らむ構造になっています。

しかし、バイクの場合では外の障害物からの衝撃から体を守る、
いわばハードタイプのプロテクターと同様である必要性があると考えられています。

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ではなぜダイネーゼのD-airでは固く展開させる事が出来るのは、エアバッグ内部のマイクロフィラメント構造が実現させています。
ダイネーゼだけの特許技術の構造となりますが、起爆後のガスが充填された際には、
均一に高圧にエアバッグを展開させる事が可能です。

均一に展開する事で、エアバッグのどの箇所でも一定に衝撃を吸収します。
エアバッグ内部のこの糸のような繊維がマイクロフィラメントというもので、
たったこれだけのことですが、内部の空気の流れを制御されています。

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普段はペラペラの状態ですが、展開時にはたった5cmに均等に展開し、
たった5cmで従来の背中用のプロテクター7枚分と同じ衝撃吸収能力を有しています。

3.安全の証明

D-airの内部にはこれまで25年以上に渡ってダイネーゼが培ってきた、
研究データと200万km以上の走行データが蓄積されています。

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データをもとにエアバッグが必要とされるシチュエーションを自動的に判断し、起爆します。
この判断がD-airでは非常に賢い事が優れた知性を司っています。

そしてエアバッグ本体ではCE認証における、モーターサイクル用として安全基準が定められております。

・胸部用:EN 1621-4 L2
・背中用:EN 1621-4 CB L1
* この規格ではエアバッグ単体で安全基準を満たし、その他のプロテクターとの併用を必要としません。

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ダイネーゼでは手間とコストが掛かりますが、第三者機関の認証を非常に重要視しています。
それは第三者がテストを行うことで、ユーザーへ公平な情報を提供する事ができます。

次回はSMART JACKETの快適性に注目してご紹介をいたします。

Tags: D-air®(エアバッグ)

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