梅雨も終わりを迎え、夏のシーズンは外出される方が増えるせいかバイクに限らず、交通量が特に増えるシーズンかと思います。
同時に事故のリスクも増え、こちらが気を付けていても避けられない事故というのも存在します。
ダイネーゼでは事故に遭った際でもライダーを最大限に保護する公道用エアバッグジャケット「スマートジャケット」がラインナップされております。
日本では2022年から警視庁の白バイ隊員が着用しており、注目されているモデルです。
-スマートジャケットのモデルについて-
・ベスト型
SMART JACKET
エアバッグモデルのベースタイプで通気性の高いメッシュ素材が常に身体を快適に保ちます。
ジャケットの上または下にも着用可能でコンパクトに折りたたむことも可能で汎用性に優れています。
色味と腹部から背面部まで反射材を取り入れ、夜間でも視認性を良くしたモデルです。
エアバッグの高い安全性と周りから発見されやすくする事で事故を未然に防ぐ点にも優れています。
耐摩耗性に優れたパンチングレザーを採用したモデルで肩に伸縮材を取り入れることでライディングの動作の妨げにもなりません。
前後でパンチング加工が施されており、通気性もしっかりと確保されております。
・ジャケット型
SMART JACKET LS
ベストタイプと異なり通常のメッシュジャケットとしても使用が可能なモデルです。
耐摩耗性に優れたメッシュ素材に肘と肩にCEの認証レベル2のPro-Armorプロテクターが装備されています。
通気性に優れたメッシュ素材を採用し、暑い日でも快適なライディングを楽しめます。
エアバッグの高い安全性をそのままに通常のメッシュジャケットのようなスタイルでデザインにもこだわったモデルです。
-エアバッグについて-
ダイネーゼのエアバッグは背中から胸が保護範囲で特許素材のマイクロフィラメントが全ての部位で均等に5㎝膨らみます。
膨らむといっても風船のように柔らかく膨らむのではなく、硬質化することで障害物や転倒した際の衝撃を身を守る「シールド」になるのです。
その安全性はハードタイプのプロテクター約7枚分に相当する為、胸と背中のプロテクターを入れる必要はありません。
モーターサイクル用のエアバッグプロテクター(EN 1621-4)として欧州安全規格であるCE認証を受けています。
・胴体 EN 1621-4 Lev. 2
・背部 EN 1621-4 CB Lev. 1
胸と背中の両方で安全認証を取得しているのはスマートジャケットのみです。
-使用方法について‐
胸元ジャケット内側にあるマグネットを合わせるだけ電源が入りスタンバイ状態になります。
バイクやその他媒体と繋ぐ必要もなく、誰でも簡単に電源を入れられます。
その後はバイクに跨り、エンジンをかけた時の振動と時速10km以上のスピードでシステムが作動します。
電源や充電は胸のLEDの色と振動でD-airの状態をライダーに知らせてくれます。
例えば電源ONのあと、緑色のライトが5回点滅すればバッテリー残量が70%以上あることがわかります。
充電方法は本体の腰の部分にあるUSB端子にケーブルを差し、ACまたはパソコンで充電が可能です。
4時間でフル充電で連続で最大26時間も使用が可能です。
-起爆について‐
スマートジャケットは腰の部分にセンサーが組み込まれており、「3つの傾斜センサー」「3つの加速度センサー」「GPS」の合計7つ含まれています。
6つのセンサーがライダーの動きを毎秒1000回モニタリングし、GPSが重要な正確な速度を測ることが出来ています。
GPSの届かないエリアでも途切れる直前のデータをもとに安全に機能します。
エアバッグは以下の条件で起爆します。
・停車時または走行時の追突
・静止物に対しての正面衝突
・後輪がスライドした後、予期しないトラクションがかかり、ライダーが投げ出された時のハイサイド
・前輪または後輪がトラクションを失い、ライダーが回転またはスライドした時の回転を伴う、
または伴わないローサイド
‐起爆した場合‐
起爆回数は一回で起爆後は国内でエアバッグの交換が可能でございます。
福岡店はイタリア本社の定めるプレミアムセンターに認定されており、店頭で専門スタッフによる交換が可能でございます！
エアバッグ交換のの際はボンベとエアバッグの袋ごと交換し、診断機でシステムに問題が無いかの確認も行います。
万が一再度開いた場合でも最大限の安全性を発揮するために必要な作業です。
・エアバッグ交換費用：35,750円（税込み）
・交換時間：約30分程度(エアバッグの在庫状況によってはお預かりする場合もございます。)
高い安全性を誇るスマートジャケットシリーズを是非福岡店でご覧くださいませ！
