長時間のツーリングで重いヘルメットを選んでしまうと、体に疲れが溜まりやすく、集中力の低下を招き事故の可能性を引き上げてしまう事もあります。
軽量性には定評のあるAGVのヘルメットですが、その中でも特に軽量性に優れたモデル『K-5 S』『K6』を取り上げて、ご説明致します。
この2つのモデルはご試着時にお客様が触れた瞬間に『軽っ!』と驚きの声が上がる事もしばしば…。
通常のバイク用フルフェイスヘルメットは1600g程度の重量があるそうですが、SサイズでK-5S は1420gと通常のヘルメットとしてはかなりの軽量性を持っています。
K6はさらにその上行く1350g、AGVのフルフェイスヘルメットとしては最軽量のヘルメットとなっています。
シェルはK-5Sはスポイラーが装着されていることで、シャープでスポーティな印象を与えます。
逆にK6は丸みを帯びたシルエットですが、スポーツ走行でも最適なパフォーマンスを発揮!
両モデルともカーボン素材を使用していることで圧倒的な軽量性、安全性を実現しています。
視野については、K-5Sは最大190°のをもち、路上の障害物等も視界に入り易くなっています。
K6はトップモデルPISTA GP RRと同じ仕様の、ウルトラビジョンシステムを採用。
バレンティーノ・ロッシはTVから映画のスクリーンに変わったようだ!と表現したように、水平視野のみならず上下の視野角も優れています。
内装に関してはK-5S、K6のどちらも同じ素材が使われております。
サイズに関してはK-5S、K6ともに大きな違いは御座いませんが、K1やK3-SVと比べるとややゆとりのある造りになっているようです。
チークパッド、トップパッド共にクッション性能も良いこともあるかと思いますが、例えば、K1やK3-SVのMをお使いの方はK-5S、K6でMを被るとやや物足りなさを感じる場合があり、結果ワンサイズ下のSを購入といったケースもございます。
これは試着されたご本人にしか分からない、微妙な違いでもありますので小さなサイズを選ばれる場合は、K-5S、K6に限ったことではありませんが、店頭で20分程度はヘルメットを被って頂き痛み等無いか、確認される事をお勧め致します。
K-5Sに使用されているバイザーは、アンチスクラッチ仕様でK3-SVと同じものが使用されています。
通常のクリアバイザーに加えK-5Sには、インナーバイザーが標準装備されています。
ツーリング等で昼間の明るい時間帯、朝夕の暗い時間帯両方での走行が必要な場合に、とても便利です。
バイザーの上下はこちらの赤いレバーを動作する事で簡単に行えます。
一方K6にはインナーバイザーはありませんが、付属のクリアバイザーはアンチスクラッチ仕様はもちろん、4㎜の厚みを持ち、歪みのないクリアな視界を実現しています。
両モデルの価格差が16000円前後ですので、スペック面ではやはりK6が上回る面がいくつかありますが、一方でK-5Sのスポーティなシルエットや、またインナーバイザーの利便性はとても魅力的かと思います。
ご試着時、天気が良ければお店の前でご自身のバイクに跨って頂く事もできますので、バイクとの相性、ライディングスタイルなども含めてご検討、比較下さいませ。
本日ご紹介した商品は以下からもご確認いただけます。
AGV K-5 S
皆様のご来店お待ちしております。