こんにちは
今回は、ダイネーゼのシューズについて京都店が行いましたとある検証についてご紹介していきます
ダイネーゼのシューズは、METRACTIVE シリーズよりソールの形が変更され、またOrtholiteのインソールも装備されるようになりました
これにより従来モデルと比較するとクッション性がよくなり、足への負担をより軽減するものとなりました
そしてメンズの各シューズと対となるよう、一部モデルのレディースモデルも展開しております
メンズ・レディースではサイズ展開やデザインがそれぞれ異なりますが、ソールに注目してみると実はそれほど形に違いはありません
(サイズや柄の違いで差があるように見えますが、正直筆者はただサイズが違うようにしか見えません)
であれば、サイズさえ足に合えば
男性→レディースモデル着用
女性→メンズモデル着用
が可能なのではないか
ということで、画像の SUBURB AIR SHOES の男女モデルを使って、メンズ・レディースのサイズ以外の違いを調べていきます
正直、外からの見た目ではサイズとデザインの違いしかなく、基本的な構造は全く同じように見えます
また今回はシューズに焦点を当てており、ほとんどのシューズにくつひもが付いているのでシューズの入り口の大きさなどもくつひもの調整具合で変化するものとなります
では次にインソールを比較していきます
全然形が違いました...
比較してみると
正面:足の裏が収まるところがレディースのほうが面積が狭い
裏:レディースは、土踏まず~かかとにかけて少し硬めのスポンジ素材の切り返し
横:レディースの切り返し部分の厚みで、メンズのものよりもかかとが高い
ということは、メンズ・レディースモデルで同じモデルかつ同じサイズのものを履いても、インソールの形が違うことで履き心地が大きく異なる
それゆえにメンズとレディースモデルが分けられている と言えます
しかし裏面を見てみると、シューズと接する部分の形はどちらも同じように見えます
であれば、インソールさえ変更できれば両方履くことができるのではないか
ということで、メンズのインソールをレディースサイズにしてみました(真ん中のやつです)
※メンズインソールをPCにスキャンし、レディースサイズに合うよう全体の縮尺を調整し印刷した紙を段ボールに貼り付けたものとなります
※なので実際のインソールをカットしたものではありません
ではレディースシューズに、加工したメンズソールを入れていきます
レディースシューズのサイズは 37 (24.5) 表記のものです
(ダイネーゼの履物の表記の"MM"は"ミリメートル"と同義です)
ここから元々のレディースインソールを抜いて、"レディースインソールレプリカ"を入れていきます
本物のインソールと違ってやわらかくないのでなかなかに入れにくいです...
なんとすっぽり入りました
ということで結果、
レディース・メンズの同モデルでサイズのかぶりがあり、なおかつその両方に足のサイズがちょうどいい場合、インソール次第で両方の履き心地を楽しめる
となると思います
ちなみにダイネーゼではインソールのみの販売はないので、別にご用意していただく必要がございますこと、何卒ご注意願います
しかしこれで、あくまでもサイズが足に合うようであれば、シューズの選択肢が増えるのでよりバイクコーディネートのバリエーションがインフレするのではないでしょうか
ちなみにブーツの場合、一部モデルはメンズ・レディースともにインソールの違いもなく、展開サイズの違いのみとなります
下記それぞれの展開サイズです
メンズモデル:39 ~ 47 サイズ展開
レディースモデル:36 ~ 42 サイズ展開
※シューズ・ブーツのモデルによって、 メンズでは最大38 ~ 50 サイズ展開 のものもございます