こんにちは!
最近タイヤ交換をしたので、性能を試しに
気持ちよくワインディングを走りたいですが、
なかなか気温が上がらず、
もどかしい気持ちでいっぱいです...!
今年はサーキット走行にもっと挑戦したいです!
サーキットシーズンインまでもう少し😖
さて、今回のブログは話題のエアバッグ技術である
D-airについて意外にもあまり知られていないことを
ご紹介、ご説明させていただきます🤔
どうぞ最後までご覧くださいませ👍
警視庁に採用され、現在運用中のSMART JACKETの
問い合わせに併せて質問されるのが、
「SMART JACKETはサーキットでも使えますか?」
というものです。
この質問に対する答えはNOです。
D-airにはROADとRACINGの2つのタイプに
分類されているからです。
ROADは公道での危険を想定した
エアバッグ展開アルゴリズムをセンサーに搭載し、
RACINGではサーキット上で予想される危険を
検知するアルゴリズムをセンサーに搭載しております😲
では具体的にどのように違うのか?
違い1.「エアバッグが展開される最低条件」
ROADもRACINGもスピードが出ていなければ
エアバッグが展開されません!
・ROADは10km/hで展開条件クリア
・RACINGは50km/h以下では展開されない
なぜ50km/hなのか?🤔
50km/h以下での転倒はスーツに内蔵された
ハードプロテクターやチェスト・バックプロテクターで
ケガを防ぐことができるので、
エアバッグを展開する必要がないのです👌
皆様は「Flag to Flag」(フラッグ トゥ フラッグ)
というルールをご存知でしょうか?🤔
「レースは天候を理由として中断されることはなく、
レース中にマシンやタイヤの交換を希望する選手は、
ピットに入ってそれを実施をしなければならない。」
というルールです。
一切溝が彫られていないドライ用タイヤで
ウェット路面を走ると危ないですよね😖
ウェット用タイヤでは乾いた路面でドライ用タイヤより
タイムが出せなかったり、エンジンの出力設定等の
マシンセッティングもドライとウェットで異なります😲
写真のように天候の変化に応じて素早いマシン交換が
求められます!
その際にライダーは飛び降りたり、飛び乗ったりする
挙動を見せるため、転倒していないのにセンサーが
アクシデントが起こったと誤認識してしまわないために
50km/hではエアバッグが展開しないことになっております!
違い2.「ハイ・ローサイドでのエアバッグ展開条件」
・ROADはハイサイド・ローサイドどちらでも展開
・RACINGはハイサイドと回転を伴うローサイドで展開
※ハイサイドとは後輪がスリップし、その直後に後輪の
グリップが回復しライダーが投げ出される転倒です。
ローサイドとは前輪か後輪のどちらかがスリップし、
ライダーが滑り落ちるような転倒です。
なぜ回転を伴わないローサイドでは展開しないのか?🤔
回転を伴わないローサイドでは地面とライダーの自重と
出ていたスピードなどで生じる打撃がほとんどないので、
エアバッグを展開する必要がありません。
また低速域でのローサイドはライダーにもマシンにも
ダメージを受ける可能性が低く、レースに勝ちたい
と思うレーサーなら転倒してもすぐさま
マシンを起こして走り出したいですよね😤
違い3.「エアバッグの防御範囲」
・ROAD(左)は背中、首周り、鎖骨、胸
・RACING(右)は肩、首周り、鎖骨
なぜ防御範囲が違う?🤔
ダイネーゼがMotoGPやその他世界選手権レースなどを
走る選手がレース中の転倒によってどこをケガしやすいか
また、重症を含むケガのリスクが最も高い部位はどこかを
特定した結果、肩・首周り・鎖骨のこの3点という
結果になりました。
このようにROADとRACINGでエアバッグの展開条件や
展開する場所などが異なるためROADをサーキットで
使用したり、RACINGを公道で使用すると
本来のパフォーマンスが発揮できないので
注意が必要です!✋
そして、、
ダイネーゼ箕面店では2023年02月11日~03月31日まで
SMART JACKET限定で金利0%キャンペーンを開催中です!
最大36回払いで月々4100円~ご利用可能です😲
気になっていらっしゃる方はぜひご連絡くださいませ!
ダイネーゼ大阪箕面店 電話番号:072-768-8634
それでは次のブログでお会いしましょう!
Arrivederci~🏍️