レザースーツの適切なフィッティングとは?着方も解説します

作成日 2023年8月26日
By 谷岡(タニオカ)

いつもダイネーゼ大阪箕面ブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

秋のサーキットシーズンに向けて、商品の問い合わせなどが増えてきています。
今回はサーキット走行には欠かせない、レザースーツの適切なフィッティングと着方を解説します。
ぜひ参考になれば幸いです。

いきなりですが、AとBの着用モデル、どちらが適切なフィッティングでしょうか?

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どちらも着れてはいますが、推奨するフィッティングは<A>です。
レザースーツの場合、フィッティングで重視すべきポイントは2つです。

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  • ひとつめは、ライディングポジションで余りがないこと。
    サーキット走行ではオートバイに乗車した状態で重心の移動など激しく動きます。
    余り部分があると、動きに干渉し最大限のパフォーマンスが発揮できません。
    GPライダーなど高いスピードレンジで繊細な動きが求められるため、余りの無いとてものタイトフィットなスーツを着用しています。
IMG_7517直立状態で腰、太ももに余りができ、ライディングポジションになることで伸ばされ余りが無くなるのが理想のフィティングといえます。
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  • ふたつめは、プロテクターの位置です。
    サイズの合っていないスーツですと、プロテクターが正しい位置に来ません。
    これにより、転倒などのアクシデントの際、ズレた位置にプロテクターがあるとプロテクション性能が正しく発揮されず、ケガにつながるリスクが高いのです。

それらを踏まえて、改めて<A>を見てみましょう。

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余りもなく、プロテクターも正しい位置にきています。
これなら安心してサーキット走行が楽しめますね。

適切なフィッティングがわかったところで、続いてはレザースーツの着方を解説します。
必要なものはこちら。

  • レザースーツ
  • 脊髄プロテクター
  • 胸部プロテクター
  • インナー
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1.ベースインナーを着用します。
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2.スーツの全てのファスナーを開け、片足ずつ入れます。

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3.膝のプロテクションを抱える形で膝に沿う様引き上げます。
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4.両足が入れば、腰部分まで引き上げます。

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5.脊髄プロテクターを装着し位置を調整します。
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6.片腕ずつ袖に入れ、左右に動かしながら着ていきます。
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7.肘のプロテクター位置を合わせます。
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8.胸部プロテクターを挟み、フロントファスナーを締めます。
  1. ベースインナーを着用します。
  2. スーツの全てのファスナーを開け、片足ずつ入れます。
  3. 膝のプロテクションを抱える形で膝に沿う様引き上げます。
  4. 両足が入れば、腰部分まで引き上げます。
  5. 脊髄プロテクターを装着し位置を調整します。
  6. 片腕ずつ袖に入れ、左右に動かしながら着ていきます。
  7. 肘のプロテクター位置を合わせます。
  8. 胸部プロテクターを挟み、フロントファスナーを締めます。
  • Point!
    足を通したタイミングで先にブーツを履くのがオススメです。
    ブーツについてはこちらの記事もご覧ください!
    レーシングブーツのサイズ選びと履くコツを解説

  • 脊髄プロテクターの肩紐はひっかかる場合があるので外してしまうのもオススメです。

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今回はレザースーツの適切なフィティングと着方を解説しました。
これからサーキット走行を始めたい方の参考になれば幸いです。

<モデル着用スーツ>

LAGUNA SECA 5 1PC LEATHER SUIT PERF. ¥282,700(税込)

ダイネーゼ大阪箕面ではサーキット用品を多数取り揃えております。
商品選びやこれからサーキット走行は始めたい場合などご相談はお気軽にどうぞ。

それでは!Ciao~!

Tags: レザースーツ, サーキット, サーキット走行, 革ツナギ

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