ダイネーゼの最上位モデルがインブーツの理由

作成日 2022年6月26日 | 最終更新日 2022年7月29日
By 堀嶋(ホリシマ)

こんにちは!

今回のブログはダイネーゼのハイエンド

レーシングブーツがなぜ裾の中に入れるのか?

その理由について詳しく取り上げていこうと思います!

どうぞ最後までご覧くださいませ!

まず、このインブーツシステムがいつからあるのか。

時代は1990年代後半までさかのぼります。

98年、世界最高峰の250ccクラスで若き当時19歳の

ヴァレンティーノ・ロッシが履いているブーツこそ、

ダイネーゼが誇る特許技術のオリジンなのです。

ブーツインシリーズが誕生して20年以上経っているのは

皆さんにとってすごく意外かもしれません😀

プロテクションとは”衝撃から身を守る”ということを

意味しがちですが、ダイネーゼはそのそもそもの部分、

”衝撃を未然に防ぐ”ことはできないか?

ということに気づいたわけですね!

そこでダイネーゼは”地面との摩擦”に注目します。

地面に対して摩擦力が強いと回転運動を生んでしまい、

大きなダメージにつながります。

なるべく回転運動を起こさず滑らせて、

衝撃を逃がすために肩や肘、膝といった

体の出っ張りがある部分に樹脂系プレートより

摩擦力の低いメタルプレート

ダイネーゼ製品に取り付けられているのは

有名な話ですよね!

ブーツインも回転運動を防ぐ重要なポイントなのです。

アウトブーツ (左) TORQUE 3 OUT BOOTS

とインブーツ (右) AXIAL D1 BOOTSを見比べますと、

明らかにアウトブーツの方がスネのところが

ゴツゴツしているのが分かります。

こういった突起物が地面、またはバイクの部品に

引っ掛かり、バイクから投げ出された後の

大ダメージに関与しています😱

アウトブーツと外見を見比べて

インブーツがやや貧弱に見えたかもしれませんが

侮ることなかれ😤

フレームはカーボンとケブラーで作られており

強度と軽さの両立を実現しています!

”ケブラー”という材質に

聞き覚えがない方いらっしゃると思います。

どんなものに使われているか申しますと、

防弾チョッキに使われる素材です😆

この強靭な内部フレームが 

トップライダーの足首を

大きなクラッシュから守ってきました!

また徹底した軽量化が安全性にも繋がっております!

着地の衝撃から回転運動に変わってしまった場合、

最大の敵は遠心力なんです。

特に体の末端の足につける装備品が

重くなってしまえば、遠心力が強まり、回転運動が

起こりやすくなってしまいます😱

そのためフレームから何から何まで軽い素材を

採用しております。

軽いことは安全なだけでなく快適性にも

大きく寄与しております!

過酷なレース環境で疲労を蓄積させない、

物凄く楽に履けるこのブーツを

ヴァレンティーノ・ロッシはこのブーツを履いて

「スニーカーを履いているようだ!」と、

AXIAL D1 BOOTSの快適さを絶賛しました😊

いかがでしたでしょうか?

ダイネーゼのトップクラスレーシングブーツが

インブーツの理由とその安全性、快適性を

紹介いたしました!

20年以上、GPライダーに提供し、

得たフィードバックから研究し、

改良を重ね続けたインブーツ。

是非、ご試着だけでもご来店頂き、

その安全性、快適性を実感していただければ幸いです😊

ダイネーゼにしかない技術を体感してみませんか?

皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております!

それでは次のブログでお会いしましょう🏍️

Tags: 商品について, サーキット, レーシングブーツ

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