CIAO!!
暑さが堪える夏場のライディング時には水分補給がかかせません。しかし車と違ってバイクでは「飲みたいな」と感じた時に簡単に飲むことは出来ず、仮に手が届く所にペットボトル等を備えていても高気温下ではあっというまにぬるくなってしまい美味しさも落ちる.....
熱中症を防ぐ観点では、一度にガブ飲みするのではなくこまめな水分補給がマスト(バイクだと猶更ですね)ですが、そう頻繁に停車して飲み物買って....もまたツーリングスケジュール等に影響するので億劫になりがちです(私がそうです)。
このような熱中症対策とそれに伴う悩みの解決策の1つとして、人気のダイネーゼ×OGIOのコラボモデルの中からハイドレーション(給水システム)を搭載した唯一無二のモデルを紹介させていただきます。
ALLIGATOR BACKPACK ¥38,500(税込)
OGIOはアメリカ発のスポーツバッグブランドで実用性とデザインを両立したスポーティなテイストが特徴です。今回ご紹介のバッグパック系以外にも現在ダイネーゼとのコラボモデルではボディバッグや車体に取り付けるツーリングバッグ、サーキット装備やスキー装備が丸々収納可能な特大サイズのホイールバッグなどがラインナップされています。
今回ご紹介のALLIGATORはコレクションの中では珍しいハイドレーション機能(給水システム)を搭載しています。ハイドレーションとはバッグやレザースーツのハンプ(こぶ)の中に水筒を収め、接続したホースを口元まで伸ばす事によりヘルメットを脱がなくても水分補給が出来るシステムです。
街中でジョギング等でもコンパクトなハイドレーションを身体に付けて走っている方も見かけますが、バイクでは信号待ち等のちょっとした停車時間でも水分補給が出来るというわけですね。
容量2Lを誇る専用ウォーターバッグは、天然の抗菌性、防臭性、無味性、BPAフリーの認証を受けた安全性の高いもの。ウォーターバッグを収納するエリアは高温化でも内容物が高温になるのを抑える断熱効果の高い素材で構成されています(画像銀色のエリア)
この断熱保温エリアは、2Lのウォーターバッグが収まるサイズですのでバッグ取り外すと簡易的なクーラーバッグにも早変わり。ウォーターバッグの代わりに凍らせたペットボトルを入れたりするのも良いかもしれませんね。
実際に使用する際はこのように体の前側に回ってきているホースをつかんで口元に運んで吸う形になります。また使用しない時はホースが遊ばないようにクリップで固定しておく事が可能です。給水バルブ(口に咥える部分)はフレキシブルに可動するのでヘルメットのチンガードと顎の隙間に合わせて調整すると使いやすいでしょう。
私もこのハイドレーションバッグというものを使用した事がありますが、「好きな時に水分補給が出来る」というのは気持ちに余裕が出来ます。もちろん熱中症対策では水分補給以外に身体を冷やす事も大事ですので、炎天下のまま休憩施設に入らないという事はありませんがハイドレーションがあると無いとでは夏場のライディングの快適差が変わることは間違いありません。
見た目にもハイドレーションホースが非常に特徴的ですが、加えて暑い時期のライディングに適した仕様として、背中に接する面にメッシュ素材と隙間を生み出す立体構造により蒸れを抑えて通気性を高めています。
更にライディング用バッグとして重宝するチェストストラップは様々な方向からワンタッチ結合、かつフレキシブルに可動するスターナムストラップを採用して利便性を向上させております。
連結した際に丸い軸がベアリングのように可動するのでオフロードシーンのように身体の動きが激しい時でもバッグが過度に傾いたりせず良好なフィット感を保ち続ける優れた機能です。
もちろんこのモデルはバッグとしての使い勝手も非常に優れています。
ウォーターバッグ収納スペースの外側にはさりげなく‘DAINESE’ロゴがあしらわれた赤い内装に、中央のスピードデーモンが華を添えるメインコンパートメント。
一般的な長財布とハンドタオルなどの小物がすっぽりと収まる容量のメイン収納部とキーストラップ、メッシュ構造と伸縮素材を組み合わせたポケットにファスナー付きポケットを備えており、日帰りツーリング等であれば、必要にして十分な容量が確保されています。
上部にある小物ポケットの内部は起毛素材となっており、スマートフォンやサングラス等の収納に伴う傷付きを抑えられる仕様となっております。
両サイド部分にも容量は小さめながらポケットを備えておりますので、ハンカチやポケットティッシュなどさっと取り出したい小物を収納するのに便利です。
また個人的に気に入っている点としては日帰りツーリングや普段使いにぴったりな絶妙なサイズ感です。
モデル身長:174cm
ジャケットサイズ:48
身長159cmの女性が背負ってみても大きすぎる感じはありませんので、既存のバックパックがどうしても大きすぎて....と敬遠されていた方にはとてもお勧めのサイズ感です。
このように、まだまだ続く夏のライディング下で熱中症対策としても活用できる、ハイドレーションシステムを持つ唯一無二の"ALLIGATOR BACKPACK" 。ぜひ店頭でご覧下さいませ!