-紅葉きらめく峠路へ- 2025/11/11 奥多摩&山中湖ツーリング ツーリングレポート

作成日 2025年12月5日
By 東浦(トウウラ)

11月11日、約半年ぶりとなる世田谷店主催のツーリングイベントを開催しました。

今回は私、東浦が初めて企画・先導を担当させていただき、胸の奥が少しだけそわそわするような、緊張と楽しみが入り混じったスタートとなりました。

紅葉が色づき始めた山々の間を駆け抜ける爽快なワインディングは、参加者の方にも大好評。走るたびに視界いっぱいに広がる景色に、自然と笑顔がこぼれるひとときでした。

今回は写真を中心に当日の雰囲気をお届けします。どうぞお楽しみください。

ルート概要

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ルートは、私自身が大好きなワインディングを思う存分楽しめる構成に。石川PAを出発し、青梅方面へと進んだあとは、奥多摩周遊道路の美しいコーナーの連続を味わい、そこから道志道へと抜けて山中湖を目指します。距離にしておよそ200km。数字だけ見ると控えめですが、直線がほとんど存在しない“曲がるために走る”ようなコースで、ライダー心を刺激するタイトで魅力的なラインの連続です。

石川パーキングエリア~出発~

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早朝ということもあり、気温はわずか7℃。澄んだ空気が頬をかすめ、秋の深まりをしっかりと感じられる、まさにツーリング日和の朝となりました。

皆さまの愛車が中央道・石川パーキングエリアへ次々と集まってくる光景を目にすると、その緊張が次第に心地良い高揚感へと変わっていきます。

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今回のイベントには6名のお客様にご参加いただき、スタッフ2名を加えた計8名での出発となりました。まだ街が静けさに包まれる時間帯にも関わらず、皆さま時間通りにお集まりいただき、ヘルメット越しでも分かるワクワクした表情が印象的でした。

集合後のブリーフィングもスムーズに進み、予定していたタイムスケジュール通りにツーリングがスタート。これから始まる秋のワインディング旅への期待が一気に高まります。

まずは石川PAを出発したら圏央道経由で奥多摩方面へ向かいます。

川野駐車場~休憩~

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石川PAから約1時間、最初の休憩ポイントである川野駐車場に到着しました。朝の澄んだ空気を切り裂くようにワインディングを駆け抜け、身体もだんだんと今日の走りに馴染んでくる頃合いです。

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紅葉はまだピークには届いていないものの、湖畔に点在する色づいた木々が淡いグラデーションとなって視界を彩り、思わずペースを落として眺めたくなるほどの美しさでした。

まだ序盤とは思えないほど心が満たされる景色に包まれ、この先の奥多摩周遊道路、そして道志へ続く道への期待がさらに高まるひと息となります。

さぁ、ワインディングロードに向けて気合いを入れたら、いよいよお待ちかねの奥多摩周遊道路へ。ライダーの聖地とも呼ばれるワインディングロードを駆け抜けます。

 

と、ここで岡芹マネージャーが皆様より少し先に出発し、走行写真を撮影しようとしていたところ、思わぬ出来事が...。

バイクを停め撮影準備をしている時、なんと猿の大家族がのんびりと横断していたのです。まるでツーリングにちょっとした“演出”を加えてくれたかのような出来事でした。幸いにも皆様が通る前には猿たちもいなくなったので、撮影準備に戻ります。
そして少し待っていると遠くの方から心地よいサウンドが...。

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Dainese Crewたちが続々と通過していきます。皆様のワインディングへの高揚感がヒシヒシと伝ってきた瞬間でした。道中は落ち葉が舞い、日陰にはまだ濡れた箇所もあり、緊張感と爽快感が入り混じるコンディションです。ライダーたちは各々のペースで、自分のリズムを楽しみながらコーナーを駆け抜けています。

五感をフルに使って走るワインディングは、まさに秋のツーリングならではの醍醐味です!

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中にはレーシングポディションで一つひとつのコーナーに挑む気合十分なライダーの姿もあり、その姿はまるでプロライダーそのもの。曲がりくねった峠道に愛車を預ける瞬間の集中力や風を切る爽快感が、参加者全員に笑顔と高揚感をもたらしていました。

檜原都民の森~休憩~

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そして川野駐車場を出発して20分ほどでライダー達の集い場でもある檜原都民の森に到着。時間だけみるとあっという間ですが、直線がほとんどなくほぼコーナーでしたので、体感はかなりボリューミーでした。

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ここは奥多摩の自然を満喫できる人気スポットで、登山を楽しむ方々も多く訪れる場所です。売店では名物の団子など軽食を楽しむこともでき、ライダーたちもほっと一息つけるスポットとなっています。

ここで約30分の休憩を取り、景色を眺めながら談笑したり軽く体を伸ばしたりしてリフレッシュ。休憩後はいよいよお待ちかねの昼食場所へ向かいます。

カフェ&レストラン ジーク~昼食~

先ほどの都民の森から昼食場所までは約一時間程度でしたが、その道もコーナーが多いワインディングロードが中心でしたので、私含め皆様の空腹度はMAX状態に。

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ワインディングロードを駆け抜け、いよいよお待ちかねの昼食スポットに到着。ワインディングロードの感想も勿論、早くご飯を食べたいなどの話題で盛り上がります。

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今回お邪魔したのは"カフェ&レストラン ジーク"様。こちらのレストランはハンバーグやピザ、グラタンなどの洋食を中心とした、丁寧に作られた料理が楽しめるお店です。

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それではお待ちかねのランチタイムです。今回私はマッシュポテト&トマトソースのグラタンをいただきました。

ふんわりと柔らかいマッシュポテトの口当たりに、表面は香ばしく焼かれていて、口に運ぶたびにふわっと広がる香りが食欲をそそります。

味わうたびにまた食べたいと心から思える一皿で、これはプライベートでも近くに来た際には、必ず立ち寄りたいと思えるほどの美味しさでした。

ボリュームも程よく、走りの後の体にちょうどいい満足感でした!

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バイクという共通の趣味を通じて、お客様同士の距離もぐっと近づき、初めて会った方同士でも和やかに交流する様子が見られました。ツーリングの楽しさは走るだけではなく、こうして仲間と分かち合う時間にもあるのだと感じられる、温かいひとときを過ごす事ができました。

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また、こちらの店主さんもバイクに乗られており、カウンター周りにバイクの模型やグッズが置かれています。お昼時ということもあり、今回は一緒にバイクの撮影をすることは叶いませんでしたが、店内のさりげないバイクの雰囲気だけでも、ライダーの心をくすぐる空間です。

上野原の近くにお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。ワインディングを走った後のひと息や、バイク談義を楽しむのにぴったりな、ライダーならではの温かい空間が待っています。

カフェ&レストラン ジーク様、大変お世話になりました!

昼食でしっかり体力を回復したところで、次は道の駅どうしへ向かいます。ここからもワインディングロードが続くルートなので、気合いを入れ直して駆け抜けます。

道の駅どうし~休憩~

ワインディングを抜け道志みちの道の駅へ到着すると、気温はついに一桁台へ。ひんやりと澄んだ山梨の空気が、頬に触れた瞬間に冬が近いという実感が静かに広がります。

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そんな中でも、さすがはライダーの皆さま。冷え込みもどこ吹く風とばかりに、名物のソフトクリームを頬張る姿がちらほら。

道の駅で30分ほど休憩し、身体もほぐれたところで再び出発の準備を整えます。外へ出ると、先ほどより一段と冷たい空気が肌を刺し、季節が一歩ずつ冬へ向かっているのを実感しました。

いよいよ次はツーリングの目的でもある山中湖パノラマ台へ。この先には、広大な山中湖と雄大な景色が一望できる絶景が待っています。

山中湖明神山パノラマ台~休憩~

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最後の休憩ポイントの山中湖明神山パノラマ台に到着すると、真正面には堂々とそびえる 富士山、眼下には静かにきらめく 山中湖が一望できます。

私自身は2年ぶりの訪問でしたが、見渡すとウッドデッキが新設されており、以前よりもさらに景観が楽しめるスポットへと進化していました。

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ここでツーリング恒例の記念写真を一枚。残念ながら、このタイミングで富士山にうっすらと雲がかかってしまい、くっきりとした姿を見ることはできませんでした。
それでも山中湖を望む開放的な景色の中で撮る集合写真は特別な一枚に。
雲越しに見える富士山もまた趣があり、旅の締めくくりとして心に残る瞬間となりました。

楽しい時間というのは時の流れを速く感じるもので、気づけば次が最終チェックポイント。高速へ乗る前に給油を挟み、解散場所である中井PAへと向かいます。

中井パーキングエリア~解散~

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パノラマ台から約一時間ほどで解散場所の中井パーキングエリアに到着。そしてなんと高速走行中に偶然(?)ツーリング帰りの台場店マネージャー坂井と合流しましたので、改めて記念撮影をさせて頂きました。

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そしてその後、ツーリングの締めくくりのご挨拶をさせていただき、解散という流れとなりました。

今回、私にとっては初めての先導役、そしてスケジュール管理も兼ねたツーリングとなり、不慣れな点も多々ありましたが、参加者の皆さまのご協力と温かいサポートのおかげで、事故もなく無事に全行程を終えることができました。

 

秋ならではの景色を存分に楽しむことができ、季節の風景を共有しながら過ごした一日は、私にとっても特別な思い出です。
東京世田谷店では今後もツーリングイベントを企画してまいりますので、スタッフ一同、またお会いできることを心より楽しみにしております。

Tags: ツーリング, イベント, ダイネーゼ, AGV, ダイネーゼは2年保証

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