間が空いてしまいましたが、昨年11月に開催した台場店ツーリングイベントの開催模様をお届けします。
スペシャルゲストと楽しむ秋の三浦半島ツーリング
今回は秋のバイクシーズンに神奈川県は三浦半島を巡るツーリングとして、フォトグラファー・3DCGエバンジェリストとして活躍される桐島ローランドさんがゲスト参加。都心からアクセスし易い三浦半島はお勧めな観光スポット・グルメ・ツーリングロードがぎゅっと恐縮されています。
[ この記事のトピック ]
スペシャルゲスト
桐島ローランドフォトグラファー・3DCGエバンジェリスト。 国内外を問わず、 2024年7月に神奈川県・ |
ルート概要
当日の走行ルートはこちら。
首都高大黒PAから集合・出発し、まずは桐島ローランドさんが手がける葉山の「Fel
距離は約100km程のコンパクトなルート構成になっていますので半日程でも楽しめる行程です。
それでは当日の模様をどうぞ。
出発-Felicity Cafe
朝7時、今回の集合は首都高大黒PA。週末は多くのバイク・車で賑わう有名なパーキングですが比較的穏やかな当日です。因みに私sakaiは川崎在住ですが大黒PAに来たことは人生で1回しかなく、来ただけでほのかな達成感があります。
そうこうしている内に集合時間に合わせて参加者が続々とお集まりになります。
ぞくぞくと....となりたい所でしたが、今回は元々の開催日が雨天のため別日に順延になった関係などもあり、参加台数はだいぶミニマムとなりました。しかしミニマムな分、普段よりも濃いツーリングを楽しんで頂けるよう頑張ります。
大黒PAを出発してからまずは今回のゲストである桐島ローランドさんが手がける葉山の「Felicity Cafe」へ向かいます。
大黒PAからは高速を繋いでスイスイと40分程で到着。
地元で長きに渡って愛されたバイク屋さんを改修し、昨年オープンした「Felicity Cafe」はオーナーである桐島さんが選んだオートバイやサーフボードなどの芸術性の溢れるインテリアによる湘南・葉山のリゾートライフスタイルを表現した洗練された空間の中で、イタリアの本格的なエスプレッソマシンやハンドドリップによるこだわりのコーヒー類やドリンク、吟味された素材によるワッフルなどが楽しめます。
こちらで桐島さんと合流し、まずはこだわりのコーヒーを頂きながらアイスブレイク。カフェのオープンにまつわるお話や、生粋のモーターサイクリストである桐島様のバイク談義などさっそく話が盛り上がります。
つい写真を撮り忘れて食べ進めてしまったのですが、お勧めのワッフルはお味はもちろんのこと、グルテンフリーで身体にも優しいのがポイント。一緒に頂いたコーヒーは希少なパナマ産のゲイシャコーヒーで、コーヒー好きな私ですが初めての品種で美味しく頂きました。

カフェ内ではオリジナルグッズや厳選されたコーヒー豆も販売されています。
居心地の良さとゆったりとし時間に第1目的地ながら既に満足感が高まりますが、ここから桐島さんと共に楽しむツーリングのスタートです。11月中旬とは思えない陽気の中、横須賀方面へ向かいます。
三笠公園
横須賀と言えば歴史的にも海軍関係が有名ですね。というわけで観光スポットとして三笠公園にまいりました。ここは日本史の授業で必ず習う、日露戦争の日本海海戦で旗艦を務めた戦艦・三笠が記念館として展示されている公園です。
因みに私、神奈川県ライダーなのですが、これまで横須賀ないし三浦半島には不思議と足を運ぶことが無く、こちらの三笠公園も初めてです。
三笠をバックに連合艦隊司令長官・東郷平八郎像もご一緒に。
艦名札があるのでてっきり船首かと思ってましたがこちらは船尾でした....船首からの写真を撮り忘れてしまったのが残念。
有料ですが艦内・史料館を見る事が出来ます。今回は時間の都合で見学しませんでしたが改めて来てみたいですね。

かの三笠も意外と小さい印象でした。直ぐ近くにある横須賀港・ヴェルニー公園では海上自衛隊の艦船や運が良いと外国の軍艦を見る事ができるのでそちらもお勧めです。
観音崎-久里浜フェリー港
三笠公園を後にして次なるも目的地・観音崎へ向かいます。当初予定ルートがイベント開催により通行不可という想定外の事態はありましたが、海岸沿いではなく浦賀を回って無事に到着です。
こちらは観音崎エリアにある駐車場の中で自然博物館に隣接する第5駐車場。バイク用駐車スペースがあるのは高台の第2駐車場とこの第5駐車場だけなのでですが観音崎灯台に行くならば第2駐車場の方がおすすめ。
観音崎には1869年(明治2年)に日本初の洋式灯台である観音崎灯台が築かれ東京湾を行き来する船舶の重要な導となりました。先ほどの戦艦三笠もそうですが、この横須賀-観音崎-浦賀は幕末から明治にかけての日本史の中で重要な地理ポイントになっていますね。
ちなみに逆光のため見辛いですがこの写真中央のモニュメントは、幕末にこの地に来航したペリー艦隊の黒船を模していました。
見晴らし台から望む浦賀水道とその先には千葉県の富津岬が。この観音崎-富津岬は直線距離約7kmほどなんですね。神奈川と千葉というとどうしても東京湾を挟んだ反対側で少々遠いイメージがありますが泳いでいけそうな距離まで接しているんですね。
因みにこの観音崎を境に北が東京湾内湾・南が外湾(相模湾)と分けられているそうですよ。
写真からお分かりの通り非常に良い天候だったため思わずこちらで集合写真を1枚。この日は11月中旬ながら最高気温が20度超えており日中は半袖でも良いくらいの体感で季節外れに大汗をかきました。
さて観音崎を後にしてから久里浜港にある東京湾フェリー乗り場で小休止。東京湾フェリーは久里浜と千葉房総半島の富津港を約40分で結ぶ航路です。私もそうですが神奈川→千葉に行くときに一般的にはアクアラインを使用しますが土日帰宅時間帯などは渋滞がひどく、時間もかかれば疲労も重なります。
そんな時にこの東京湾フェリーを使えばアクアラインの渋滞を避けて優雅な船旅で東京湾を横断出来ます。
お住まいや目的地次第ではありますが、「日帰りで出来る愛車でフェリーを使ったツーリング」もまた特別な1日となるでしょう。
今回は実際に乗るわけではありませんがこんな感じなんだね~と一休み。
ひと時の間があればバイク談義に華が咲くのがバイク乗りというもの。ダイネーゼツーリングでは毎回様々な車両が参加されるので皆様それぞれの車両に興味津々です。
この時点で時刻はちょうど昼時。お腹も十分空いてきましたので、美味しいランチを楽しむために城ヶ島を目指します。

フェリー港から城ヶ島までの間には有名な三浦大根の畑が広がる丘陵地帯があります。あえて海岸線ではなく内陸を巡ってみるのもお勧めです!
城ヶ島-ランチ
三浦半島最南端にある城ヶ島はマグロで有名な三崎港が海の反対側に見える島で、鎌倉時代からの景勝地として有名です。島内には県立公園や複雑な海岸線がありしっかり観光しようとすると数時間は要す程の広さと見どころがあります。
今回はランチ先として城ヶ島を来訪、島内にはメジャーな海鮮系を始めいくつも飲食店がありますが今回は「かねあ」さんにお邪魔し、名物の三崎まぐろを始めとした旬の海鮮料理を頂きました。
私は人気の「ねぎとろ&まぐろ漬けのWまぐろ丼」を。海鮮&鮪好きなので大変満足でした。

営業日が限られますが、漁港内にあるフィッシュ&チップスを提供する「FISHSTAND(フィッシュ・スタンド)」さんもお勧めです!
食後にはせっかくなので島内散策。生憎、飲食店街から近い城ヶ島灯台が工事中で訪れることは出来ませんでしたが、城ヶ島南端の複雑怪奇な海岸線には観光客が多くいらっしゃいました。
因みにこの海岸線~飲食店側には多数の猫が。「城ヶ島 猫」で検索するとそれなりの件数がヒットする位有名なようです。
大変ご満悦のようで(笑)
猫との触れあいで気付け時刻も14時過ぎ、11月後半はここから日の傾きも早くなりますのでハイライトのサンセット&フォトセッションを楽しむべく最後の走行です。
フォトセッション-終わり
三浦半島の西側は夕日を楽しめるスポットが多数ありますが、今回到着したのはとあるビーチ横の小さな穴場スポット。ここで桐島さんによるフォトセッションを参加者1人1人に楽しんで頂きます。
画角や撮り方などスマートフォンとはいえプロが撮影するとこうも美しい写真が撮れるのか.....とため息が出るほどの素晴らしいお写真。ご参加者には素晴らしい思い出となられたことでしょう。
フォトセッション後は沈む夕日を眺めながらまったりとした時間が過ぎていきます。今日1日のツーリング道中の話やバイクのこと、ダイネーゼ・AGVのことなどなど。同じ時間を共有いたしますと自然とお互いの距離も縮まって話が尽きませんね。
せっかくですのでこちらでも集合写真を1枚。「こんなにも良いツーリング日和はそうそうない」と太鼓判を頂くほどに恵まれた天候の中で無事に催行する事が出来ました。
更に深みを増す夕焼けの美しさに後ろ髪をひかれつつ、ここで解散です。
今回ご参加を頂きました皆様、ありがとうございました。台場店を始め、ダイネーゼ各店ではご満足頂けるツーリングをこれからも企画して参りますのでぜひご参加下さいませ。
Ciao Ciao~