今回はPISTA GP RRの特徴と魅力をすべてご紹介いたします!
フィティングはもちろん、形状や素材、視野など、サーキットに限らずあらゆる環境でも最高のライディングとライダーの頭部を守る高い安全性を持つPISTAモデルの魅力を知っていただければと思います。
安全性について
・インパクトテスト
AGVは独自の新しい安全基準を設定し、より高いレベルの安全性を得るために設計されています。
一般的な規格ではバイザーを除くヘルメットの6箇所で最大7.5m/sの威力でインパクトテストを行いますが、AGVの基準ではバイザーを含む15箇所の異なるテストを行い、最大8.5m/sの速度でテストを行います。
特定の箇所だけでインパクトテクストを行うのではなくあらゆる角度の衝撃からのテスト標準を満たす事でより高い安全性が認証されています。
・転倒時の身体への影響
ヘルメットは転倒の際に鎖骨へ大きなダメージを与える事が考えられます。
AGVのシェル構造は鎖骨への影響を考え角度のあるシャープな首元と鎖骨の当たる付近には窪みがついたデザインになっています。
ヘルメットが及ぼす鎖骨への影響、リスクを減らしAGVはシェルのデザイン、シルエットは安全性を基に考え作られています。
・バイザーメカニズム
バイザーメカニズムはK1と比べて分かるようにとても小さく設計されています。
衝撃を吸収するカーボン素材のシャルを広範囲に広げるために小さくデザインされ、インパクトテストにおいてとても重要なパーツとなり、こめかみ付近への衝撃吸収を高めます。
頭への衝撃は上部だけでなく360°あらゆる角度からの衝撃を受ける事が考えられるため、この小さなパーツが大きな安全をもたらしてくれます。
・盾となるバイザー
シャルだけでなくバイザーはライダーの顔を守る盾となります。
PISTA GP RRのバイザーは5ミリ厚と、平均的なバイザーより2倍ほどの厚みを持ち、転倒時はバイザーが割れるリスクが考えられるため、簡単に割れない強度を持ちます。
さらに、センターロックシステムシステムが合わさる事でバイザーをロックし、砂利や石など障害物からライダーの目を守ります。
快適性について
・圧倒的な視界の広さ
ライダーにとって視界の広さは非常に重要で安全性にも関わってきます。
特にサーキット走行の様なタンクに沿った前傾でのライディングでは自然と上部の視界が狭くなるため、縦の視野角であるバイザー上部が特に重要で縦方向が広く作られています。
また、バイザーは湾曲と厚みで視界の歪みを発生することがあり、長時間の使用などで体調への影響が考えられますが、視界を確保しつつ反射と歪みが少ない事が保証されています。
・リアスポイラーの重要性
AGVのシャープなデザインは風を切り抜けるように設計されており、最高レベルの世界選手権を70年以上の経験から空力の為のリアスポイラーを最初にデザインしました。
特にサーキット走行や高速走行時では空力によって首への負担やヘルメットのブレなどが生じ、ライディングへの影響が考えられます。
シャープなデザインとリアスポイラーが加わる事で風の抵抗を切り抜け、ヘルメットのブレや首への負担を軽減し、サーキット走行以外でのツーリングなど全てのライダーへ快適なライディングを与えます。
・ベンチレーション
ベンチレーションは着用時も快適にヘルメット内を換気します。
非常に効率よく風を取り入れるために、一番風の当たる箇所にベンチレーションが配置されており、前方から風を取り入れ、後方へ瞬時に熱気を外へ排出します。
気温の高い環境でもヘルメット内を快適に保ちます。
・カスタマイズ可能な内装
PISTA GP RRはトップとチークのフィッティング調節を行える360°アダプティブ機能があります。
ライディング姿勢や頭の形によって視界の見え方やフィッティングがそれぞれ違うため、ライダーひとり一人の頭の形やライディング姿勢にぴったりと合うフィッティングにする事で、スポーツ走行だけで無く公道やツーリングをメインとした方でも快適なライディングを可能とします。
・最高峰のヘルメット
PISTA GP RRはAGVのフラッグシップモデルであり、最高峰の技術の結晶です。
これまでに紹介した安全性と快適性を与える構造に加え100%フルカーボンやチタニウムなどの最高の素材が合わさる事で世界最高峰のヘルメットが形を成しています。
さらに、PISTA GPはGPライダーが使用しているモデルと全く同じ技術と構造であり、全てのライダーへ最高峰のモデルが使用でき安全と快適なライディングを与えます。
店頭にてサイズ合わせも可能でございますので、気になる方は福岡店へお越し下さいませ。