MotoGPの基礎から最新トレンドまで徹底解説!2027年のレギュレーション変更もチェック

作成日 2024年7月14日 | 最終更新日 2025年2月3日
By 堀嶋(ホリシマ)

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MotoGPの基本ルールや各クラスの違い、ライダーたちの独特なテクニック、そして2027年のレギュレーション変更について詳しく解説します。MotoGPの奥深い世界を一緒に学びましょう。
(情報は作成時点のものです)

MotoGPとは?基礎から学ぶロードレース世界選手権

MotoGPは、世界各国のサーキットを転戦し、ポイントランキングによって年間チャンピオンを決定する最高峰の二輪ロードレースです。
以下の3つのクラス+1に分かれています。

Moto3:若手ライダーの登竜門

HONDAとKTMの250cc単気筒マシンを使用。世界選手権へ挑戦する若手ライダーがしのぎを削るクラス。

Moto2:最高峰クラスへのステップアップ

Moto3からステップアップしMotoGPへ向けたスキルを磨く中間クラス。Triumph社製の765cc直列3気筒のエンジンを使ったカスタム車でレースをします。

MotoGP:夢の舞台、最速の戦い

誰もが憧れる夢の舞台、世界最高峰クラスは1000ccの4気筒エンジンを使用し、メーカーの威信をかけて造り上げたプロトタイプでレースをします。

MotoE:電動バイクによる新時代のレース

内燃機関(エンジン)だけでなくMotoGPには電動バイクによって行われるレースもあります。Ducati社によって製作された電動スポーツバイクでレースをします。

この4クラスでそれぞれチャンピオンシップを争います。

 

MotoGPライダーの独特なテクニックとは?

足を投げ出すブレーキングスタイルの誕生

レースを見ていると、コーナー進入時にライダーが内側の足を大きく投げ出すシーンを目にします。このスタイルは、2009年頃に伝説のライダー バレンティーノ・ロッシ が試したことから広まりました。

このテクニックには明確な理論はないものの、ライダーたちは「安定感が増す」「コーナリングがスムーズになる」と感じ、現在では多くのライダーが採用しています。

ただし、全員が実践しているわけではなく、ライディングスタイルには個人の好みも大きく影響します。乗り方はトレンドには沿うが細かい部分は十人十色、千差万別なんですね。

右コーナーでもリアブレーキを使える"サムブレーキ"

しかし、皆さんこう思いませんか。右コーナーを曲がるとき、右足を投げ出してしまうと、リアブレーキが使えないのでは?通常、リアブレーキは右足で操作しますが、右足を投げ出すと操作ができなくなります。そこで活躍するのが "サムブレーキ" です。

  • 左手の親指 で操作できる特別なデバイス
  • 右コーナーでもリアブレーキが使えるようになり、制動力を最適化

実はGPバイクは右足をペダルから外していてもリアブレーキを使える仕様になっております。それをかなえてくれるのがこの"サムブレーキ"。

左親指でリアブレーキを操作するデバイスで右コーナーでのブレーキングに非常に重要な役割を担っております。

レーサーの中には右足のブレーキペダルを使わずサムブレーキだけを操作するレーサーもいれば、サムブレーキの感覚を嫌って使わないレーサーもいます。ライディングというものは奥が深すぎますね。

MotoGPマシンの秘密:進化し続けるテクノロジー

ライドハイトデバイスとは?

先ほども見せたお見せしたハンドル回りですが、普通のバイクならウィンカーやホーン、ハザードなどのスイッチボックスがついている場所に、何やら信号機のようなこの怪しいボタン。

次の画像に深くかかわりがあります。

じっくり見てみると同じ車両なのですが"車高"が違うことに気づくと思います。これはドゥカティがルールブックのグレーゾーンを突いて発明したとっておきの機構で、"ライドハイトデバイス"というもの。

  • リアの車高を瞬時に調整し、加速性能を向上
  • ウィリーを抑え、安定した加速を実現
  • スタートやコーナー立ち上がりで使用される

加速時にアクセルを開けすぎるとフロントタイヤが浮くウィリー状態になります。見た目は派手でカッコいいですが、高くフロントが浮いてしまうと大きなタイムロスになりますし、不安定であまり舵も効かず大変危険な状態です。ライドハイトデバイスが導入されるまでウィリーしないようにアクセルワークを慎重に行う必要がございました。

バイクの構造はすごく興味深く、リアの車高を落とすとフロントタイヤとリアタイヤの距離を長くすることできます。それによりウィリーの抑制ができ、直進安定性が増して加速力を格段に上げることが可能になります。

直線での早さを競うドラッグレースマシンと同じ原理ですね。

このライドハイトデバイスの搭載により、スタートとコーナー立ち上がりの際車高を落とすことで加速性能が飛躍的に向上し、マシン開発がより複雑化しました。

しかし、この大変便利なライドハイトデバイスですが、2027年をもってMotoGPのルールが大幅に改定され、禁止されることが決まったのです。

出典:MotoGPが2027年から新しいバイクになる! 排気量850cc、車高デバイス禁止、エアロデバイス縮小ほか (ヤングマシン)

2027年MotoGPレギュレーション変更のポイント

分かりやすくまとめると大きく変わるのは以下の点です。

  • ライドハイトデバイスの禁止
  • 排気量が1000cc → 850ccに縮小
  • フロント空力パーツのサイズ縮小(600mm → 550mm)
  • さらなる環境対策と電子制御技術の制限

など他様々な点が変更され、これは市販車にも大きく影響を及ぼすかもしれません。
エンジン、車体、空力、電子制御などすべてが1から造り直しとなるので、現在のDucati一強の状態も今後どうなるか分かりません。

今後のMotoGPの展望

2027年のレギュレーション変更を機にSBKで絶好調のBMWが、そのワークスライダーでダイネーゼライダー、Toprak Razgatlioglu #54 (トプラク ラズガットリオグル)と参戦することを計画しているらしく、また昨年KTMの傘下に入ったMV AgustaもGPクラスで復活参戦する意向を示していることもあり、今後のMotoGPはバイクの歴史において大きな転換点となること間違いなしです。

MotoGPは、単なるレースではなく、最新技術の開発競争の場でもあります。

2027年のレギュレーション変更により、新たな時代へ突入するMotoGP。今後のレース展開がますます楽しみになりますね。

お気に入りのチームやライダーを見つけて、ぜひ応援しましょう。

Tags: モーターサイクル, レーシング, サーキット, ダイネーゼ, VR46

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