いつもダイネーゼ埼玉三郷のブログをご覧いただきありがとうございます。池上ブログのお時間です。
9月に入ってきまして、徐々に秋の気配を感じられるようになってきました。来たるべきツーリングシーズンに向けて、真夏に蓄積してしまったヘルメット内装の汚れをリセットしたい!という方も多いと思います。
AGVヘルメットの内装の大部分は、取り外せる仕様となっていますので、取り外して手洗いや洗濯機でのおしゃれ着洗いモードなどで、汚れを落とすことが可能です。
ただ、このところ、取り外すのは良いけれど、うまく取り付けられないので、内装の脱着はお店でお願いしたいといったようなお話を少々耳にしています。
そこで今回は、ご自宅で気軽にお洗濯して頂けるように、AGVヘルメットの内装の取り外し&取り付けの方法と、ちょっとしたコツをお届けしたいと思います。
さて、今回私と一緒に内装の取り外し&取り付けをレクチャーさせて頂く相棒をご紹介いたします。
アメコミを彷彿とさせるような大胆なグラフィックで人気のアジア圏限定モデルですね。
また、内装の脱着をする際には、台となる上記画像にあります "RUBBER RING " があると大変便利です。
それでは、早速始めて行きましょう。
K1の内装には、トップパッドとネックロール一体型のチークパッドの2種類のパッドが取り付けられています。取り外しの順序は特に指定はありませんが、今回はチークパッドから取り外していきます。
チークパッドの裏には、左右それぞれ3つのボタンがありますので、それらを丁寧に取り外し、
次にチークパッドを上に引き上げて、ネックロール部を引き抜きます。
トップパッドは前後2つずつ合計4つのボタンで留まっていますので、丁寧にボタンを外して引き抜きます。
なんだろう、カワイイ。。。
↑ 黒子?
さてさて、無事に内装の取り外しが完了しましたので、このままお洗濯へGO、です。
ちなみに、K1のチンストラップパッドは取り外しができない仕様となっていますので、その点はご了承くださいませ。
続きまして、無事にお洗濯が完了したとして、いよいよ取り付けでございます。
トップパッドに関しては、赤丸で示しました前方の2箇所と、
後方の2箇所のボタンを留めるだけですので、問題は無いかと思います。
続いて、チークパッドの取り付けに入っていきます。下画像の赤線で示しました部分にネックロール部を差し込んで、黄色の丸で示しました部分同士を噛み合うようにしていきます。
まず、チークパッド後方のネックロール中央とヘルメットの中央を合わせて、差し込んで行きます。
続いて後方2つの噛み合い部分をカチッとした感触があるまで差し込みます。
上手くはまりましたら、続いて、サイドの噛み合い部分を。。。
???
はまらない??
長さが違う???
そうなんです、はめようとしても、はまりません。
ですが、確かにさっきまでは、はまっていたんです。
皆さん、ここで苦労をされるようなのですが、ここをクリアするには、少々コツがございます。
上画像で押してある辺りから、後方に向かいつつグイグイっと差し込んでいきます。少しずつ、少しずつ、確実に、後ろの部分から前の部分まで順序よく、差し込んでいきますと。。。
あら不思議、コクっといった感触と同時に、綺麗にはまります。
残りは、チークパッドのボタンを取り付けて、
めでたく取り付け完了となりました。
最初はおっかなびっくりになってしまうかもしれませんが、コツを掴んでしまえばこっちのものです。
それでも、どうしても難しいという方は、店頭にてより詳しくご説明させていただきますし、ご来店が難しい場合は、お電話・メール・SNS等でお気軽にお問い合わせいただければと思います。
今回は、内装のお手入れという内容でお送りさせていただきましたが、現在のライダーにとって必須装備とも言えるインカム取り付けの際にも、内装の脱着が必要となりますので、ご参考にしていただければ幸いです。
それでは皆様、次回の池上ブログでまたお会いいたしましょう!