三郷店ブログをご覧の皆様、こんにちは。池上でございます。
10月も目前となり今年も終盤戦に突入してまいりましたが、ダイネーゼ&AGVライダーの皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私の今年の目標の一つは、筑波サーキットのライセンスを取得する事だったのですが、残念ながら社交ダンスの仕事との兼ね合いで来年の春に持ち越しとなりました。来年こそはライセンス取得しまして、スポーツライディングをより楽しみたいと思います。
さて、今回は昨年に購入しましたPISTA GP RR の長期使用インプレッションお送りさせて頂きます。
PISTA GP RR - PERFORMANCE CARBON/RED ¥253,000(税込)
私が購入しましたのは、PERFORMANCE CARBON/RED というグラフィックになりまして、艶ありの綾織りカーボンに、PISTA GP RRの持つ空力特性などの数値と“ RACING REPLICA ” の文字が、スタイリッシュな赤いラインと共に描かれています。
現行のラインナップの中で、私の所有するドゥカティの持つレーシングイメージに最も近いと感じたこのデザインが、大のお気に入りでございます。
昨年から、サーキット・ツーリング・通勤と様々なシチュエーションで使用して参りましたが、まずは、主戦場であるサーキットでのインプレッションから。
元々サーキットにて最高のパフォーマンスを発揮するように研究開発および設計されているヘルメットですので、
空力性能はまさしく世界レベル!ヘルメットが全くブレません!
視界も広く集中力がどんどん高まっていきます。
気分はまさしくMotoGPライダー!
※↑もちろん私ではありません。私の走行中の画像がございませんので、某スタッフ一押しライダーの画像でございます。
いかんせん乗り手の腕と体が追い付いていかないのですが、MotoGPライダーと同じ空力性能をサーキットで体感できるというのは、非常に気持ちが良いものです。
その結果、昨年は気持ちがイケイケになってしまい滑って転んでしまいましたが、そのくらい気持ちが盛り上がるヘルメットだと言えると思います。※不幸中の幸いで頭を打つことはありませんでした
そして、その世界の空力性能はサーキット走行だけありません。
比較的速度レンジの低いツーリングでも大活躍いたします。
時速300kmの戦いの中で鍛えられた空力性能が、低い速度域でも効果を発揮する、そんなことがあるのかと思ってしまいますが、なんと!全くと言って良いほど首が疲れません。
先日のツーリングでも、高速道路でもワインディングでも非常に快適に楽しんできました。
また、今やツーリングでも必須装備と言えるインカムの取り付けも可能ですので、もはやこれ以上のヘルメットは無いのかもしれません。※元来レーシングヘルメットですので、インカムの取り付けには少しばかりの工夫が必要となります。取付をご希望の際には、お気軽にご相談くださいませ。
ツーリングでも疲労が少ないという事をお伝えしましたが、疲労が少ない事は安全に繋がりますので、結構な頻度で通勤でも活躍しています。
さて、このように1年以上の時間を経てサーキット走行から通勤まで使用してきましたが、PISTA GP RRの空力性能には目を見張るところがあります。このヘルメットの本当の価値は、デザインやフルカーボンファイバーという目に見えるところではなく、空力性能だと感じています。
空力性能を磨き上げるために、数多くのテストを重ね、時間と労力が注がれています。その結果としてのデザインであり、フルカーボンファイバーであるわけです。
ただ、この『空力』という性能は、実際に使ってみないと分からない領域ですので、ブログで上手にお伝え出来ないことが非常にもどかしくはありますが、一度お使い頂ければ、その『空力』を感じて頂けると確信しています。
皆さんも、街中で、サーキットで、ワインディングでMotoGPの空力を体感してみてはいかがでしょうか。
その他、フィット感やメンテナンス方法、保管方法など気になる点についても、お気軽にお問い合わせくださいませ。