4月22日、世田谷店では3度目となるカート体験型イベントを開催いたしました。
今回は青空が広がる絶好のバイク日和に恵まれ、予定していたツーリングパートから無事にスタートすることができました。新緑の中を走るツーリングはとても爽快で、ご参加いただいた皆さまからも笑顔がこぼれていたのが印象的でした。
今回は、そのツーリングからカート走行までの様子を、写真を中心にご紹介させていただきます。ご参加いただいた方も、そうでない方も当日の雰囲気をぜひ感じ取っていただければ幸いです。
ルート概要

今回はツーリングとカートイベントの二部構成です。まずは三好PAから秩父方面へ向かい、軽めのワインディングを楽しみます。後半のカートに備えて体力を温存するため、走行距離は約150kmと短めに設定しました。
天候にも恵まれ、9時時点で気温は18°C。絶好のバイク日和となり、非常に気持ちの良いスタートを切ることができました。
三芳PA ~集合~


集合時間が近づくにつれ、色鮮やかなウェアに身を包んだDainese Crewたちが続々と集結。お互いの愛車のこだわりを語り合う、至福のひとときが流れます。最近納車されたばかりという方もいらっしゃり、新しい相棒の乗り心地やエピソードに、自然と会話の輪が広がりました。


F4 RCにカーボンホイール....。朝から美しいマシンに見惚れてしまいますね。

三芳PAまでの道中は少々混雑していたものの、皆さま時間通りにお集まりいただいたおかげでイベントはスムーズにスタート。出発前には改めてスケジュールと注意事項を確認。安全第一を胸に、最初の目的地である「道の駅 和紙の里ひがしちちぶ」へと走り出します。
道の駅 和紙の里ひがしちちぶ ~休憩~

三芳PAから関越道を走り、約40分ほどで道の駅 和紙の里ひがしちちぶに到着しました。道中、多少の混雑はあったものの、全員トラブルなく無事に到着。

さすが秩父、進むにつれて現れる「いい感じのワインディング」に、ついつい心が躍ってしまうのはバイク乗りの性ですね。とはいえ、今日のメインディッシュは後半のカート。ここは景色を楽しむ程度に抑え、皆さま後半戦に向けて体力を温存しつつ、軽やかなライディングを楽しみました。
そして和紙の里ひがしちちぶを出発した後は早めのお昼ご飯。今回は和食と豚みそ丼 ちんばた様へ向かいます。
食と豚みそ丼 ちんばた ~昼食~
今回お邪魔したのは秩父名物の豚みそ丼やわらじかつ丼を堪能できる名店、ちんばた様。お店に近づくにつれ炭火で焼かれた味噌の香ばしい香りが漂ってきて、一気に胃袋を掴まれるような感覚が印象的でした。

私は人気No.1の秩父名物W丼をオーダー。器からはみ出さんばかりの大きなわらじかつと、秘伝のタレを纏った「豚みそ焼き」が一度に楽しめる贅沢な一品です。
並盛りを選んだのですが、その予想を上回る圧倒的なボリューム感に驚きつつ、秩父の味を心ゆくまで堪能。食べ終わる頃には、動くのが惜しくなるほどの満腹感に包まれました。

食事中も道中のワインディングでの一幕や、それぞれの歴代の愛車遍歴といったディープなバイク談義に花が咲きます。同じDainese Crewという共通点があるからこそ、初対面に近い方とも一気に距離が縮まり、絆の深まりを感じる豊かな時間となりました。
さて、極上のランチでエネルギーチャージは完璧です。いよいよ今回のメインイベント、熱いバトルが待つカート場へと向かいます!
F1リゾート秩父 ~カートイベント~


バイクを走らせること約1時間。ついに今回の決戦の地"F1リゾート秩父"様に到着しました。前回のFドリーム平塚様から舞台を移し、今回はまた趣の異なるサーキットでの開催です。
路面状況は、期待通りの完全なドライコンディション!最高のグリップが期待できる絶好の状態に、参加者の間にも「これは今回も熱いバトルになるぞ」と静かな闘志が漂います。

到着後、まずはチェックインを済ませて公式ブリーフィングへ。サーキット走行における注意事項や、コース攻略のレクチャーを真剣に仰ぎます。各種フラッグの意味からライン取りに至るまで、安全かつ速く走るためのルールをしっかりと頭に叩き込みました。

レクチャーを終えれば、いよいよ待ちに待ったコースイン。Dainese Crewたちがそれぞれのカートに乗り込み、エンジンの鼓動と共にトラックへと向かいます。
フリー走行~予選

コースイン直後はまず7分間のフリー走行からスタート。初めて走るコースのレイアウトを頭と身体に叩き込んでいきます。実は私、二輪よりも四輪の方が得意ということもあり、自然とステアリングを握る手に力が入ります。
7分の走行はあっという間に終了。走行終了後には、1台ごとに装着された計測器によるラップタイムが発表されます。最初は和やかだった皆さまも、リザルトが目の前に出されると一変。真剣な顔つきへとスイッチが入り、パドックには本気の熱気が漂い始めました。

フリー走行では私(51番)が24.412でファステストをマーク。しかしAvg.ではS様(58番)とコンマ3秒差があることが気になりますね...。

この後の予選に向けて小休憩を挟みます。ただ短い休憩時間も無駄にはしません。サーキットスタッフの方から理想のライン取りやブレーキングポイントを熱心にヒアリングを行います。

入念なイメージトレーニングを終え、いよいよ予選のコースイン。ここから6周にわたるタイムアタックが始まります。制限時間は「6分」ではなく「6周」。たった6回という限られたチャンスだからこそ、1周たりともミスは許されません。ライン取り、ブレーキング、アクセルワーク……そのすべてにおいて、1周ごとの精度が極めて重要になってきます。

結果は……見事、私が 24秒451を叩き出し、ポールポジションを奪取!「スタッフだからといって手加減はしない」のが私の流儀です。本気で競い合ってこそ、モータースポーツは最高に面白いのです。
決勝

気温も、そして皆さまの熱狂もピークに達しいよいよ決勝の時を迎えました。1周のフォーメーションラップを経て、各自がグリッドへ。この静寂の中にワクワク感と緊張感が交差する瞬間こそが、レースの醍醐味です。まずは"ホールショットを死守する"その一点に集中し、スタートを待ちます。
いざスタート!1コーナーをトップで駆け抜け、ポールショットを獲得。あとは後続との差を広げるべく、一走一走に全神経を注ぎます。シケインを抜けるたびに背後に迫るS様の影を確認し、プレッシャーを跳ね除けながらプッシュし続けました。
前回のミスによる敗北を糧に、今回は"攻めつつも冷静に"を徹底。タイヤの接地感、自身の体力、マシンの挙動……そのすべてと対話しながらベストを尽くします。

気づけば10周のレースはあっという間にチェッカー。念願の勝利を手にすることができました!
かつてMotoGPのフランコ・モルビデリ選手が優勝した際、「あっという間のレースだった」と語っていましたが、極限まで集中力を高めた状態では、時の流れすら加速するのだと身をもって実感しました。

レースの結果がこちらです。今回フリー走行・予選を経て、24秒切りというのを密かな目標としていました。結果、ファステストラップで23.924秒をマークし、ついに24秒の壁を打ち砕くことができました!
相手と競り合う楽しさはもちろんですが、コンマ数秒を削るために己を追い込み、自分自身と闘う。このストイックな感覚こそが、モータースポーツの真の醍醐味だと改めて実感しました。

レース後の表彰式では互いの健闘を称え合い、興奮冷めやらぬまま感想戦へ。ブレーキングの詰め方やライン取りの正解など、尽きることのない議論はバイクライディングにも通ずる奥深さがありました。

全身を酷使した直後ではありますが、ツーリングはまだ終わりません。給油を挟み、心地よい疲れと共に高速道路手前の休憩ポイントへと向かいます。
セブンイレブン飯能中居店 ~休憩~
カート場を後にして約1時間、高速道路の手前にあるセブンイレブン飯能中居店に到着しました。道中の交通状況により、少しゆったりとしたペースでのライディングとなりましたが、それがかえってクールダウンには丁度よかったかもしれません。

コンビニに到着するなり、皆さま口を揃えて「疲労感がすごい!」と一言。私自身も、ステアリングを握りしめた腕回りに確かな重みを感じながらの走行となりました。
しかし、その表情はどこか晴れやか。心地よい疲れを分かち合う小休憩を終え、いよいよ最終チェックポイントである三芳PAへと向かいます。
三芳PA ~解散~

今回は天候にも恵まれ、終日を通して穏やかで気持ちの良いツーリング日和となりました。カートで全身を動かした後は、腕の疲労などから集中力が途切れやすくなるものですが、皆さまの終始一貫した安全運転のおかげで、トラブルなく最終目的地の三芳PAにたどり着くことができました。
三芳PAでは、最後にご参加いただいた皆さまへ感謝のご挨拶をさせていただき、今回のカートツーリングは無事終了。皆さまの清々しい笑顔と共に解散となりました。
世田谷店の恒例行事となったこのカートツーリング。今回も皆さまのご協力のおかげで、事故もなく安全に終えられたことを心より嬉しく思います。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
また次回のイベントでも、皆さまと一緒に走れる日を楽しみにしております。