ダイネーゼではレーシングスーツはもちろん一部のジャケットには肩や肘、膝に金属製のアルミやチタンプレートを採用しています。
デザインでお選び頂く事が多いですが、小さなパーツでも大きな役割と安全性を担っています。
ライダーが転倒した瞬間、身を守るためにはエアバッグシステムやスーツ内に装備されたプロテクターが重要な役割を果たします。
しかし、バイクから転倒すると、ただ衝撃を受けるだけではなく、転倒から転がってしまう事でさらなる衝撃をもたらし、重大な怪我の引き金となり得ます。
この追加の衝撃を抑えるためには、滑らせるが極めて重要です。滑走は転倒時のエネルギーを和らげ、その結果、ライダーの安全を確保する役割を果たします。
また、転倒時に起こるスライディングは、手足や関節の危険なねじれを防止し、怪我のリスクを最小限に抑えることができます。
さらにプラスチック製のスライダーではアスファルトとの摩擦で溶ける可能性や、耐摩擦性が不十分なプラスチックの場合、表面がアスファルトに引っ掛かり、 体へ強い衝撃が加わり、危険な転倒につながります。
この問題を解決するために、ダイネーゼでは金属製の素材であるメタルプレートが必要としています。
金属は非常に耐摩耗性と耐熱性に優れており、ライダーの安全性を高めるために欠かせない存在です。メタルプレートは、転倒時の衝撃エネルギーを効果的に分散させ、さらなる怪我のリスクを軽減します。
実際に福岡店のお客様で転倒されてしまった、レーシングスーツのアルミ製の肩スライダーです。
ここまで削れてしまうほどアスファルトとの摩擦は強力なものですが、アルミ製で体に近い裏面から損傷が分かりにくいほどかと思います。
ダイネーゼの金属プレート技術は、プロのライダーから一般市販品まで広く採用されています。
これにより、動きやすく、かつ高い安全性を確保したウェアがすべての提供され、ライダーが様々な状況でも安心して走行できる環境が整えられています。
その他にも気になることなどは、ダイネーゼ福岡店LINE公式アカウントからお気軽に簡単にお問い合わせください。
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