ヘルメットのミラーシールド・スモークシールドの見え方を解説

今回のブログでは、AGVヘルメットのシールド（バイザー）の見え方についてまとめています。ヘルメットのシールドは、ルックスを変えるだけでなく、視界や安全性にも大きな影響を与えるため、その見え方について理解しておくことはとても大切です。

実際に外を撮影し、違いを分かりやすく写真で解説していますので是非ご覧ください。

スモークシールドの見え方とその効果

スモークシールドは、その名の通り、シールド全体がスモーク（薄暗く）加工されており、光を軽減する役割を果たします。
サングラスのような感覚で、強い日差しの中でのライディングに適しており、視界のコントラストが増すことで、周囲の景色を見やすくしてくれます。

見え方としては、ミラーシールドに比べて自然な視界を保つことができる点が特徴です。ミラーシールドが外からの光を反射するのに対し、スモークシールドは光を吸収するため、視界の変色が少なく、景色が比較的自然に見えることが多いです。

特に長時間のツーリングやレースなど、強い日差しが続く環境下では、目の疲労を防ぐことができます。これは今までも、西日に向かって走る際に、目をずっとしかめながら走り、疲れた経験があるライダーも多いのではないでしょうか。

ただし、スモークシールドには夜間の使用に関する制限があります。昼間の明るい時間帯では問題なく見えるのですが、夜間やトンネルなど暗い場所では視界がかなり暗くなります。

特に夜間走行が多いツーリングを楽しむ方は、夜間の走行中にバイザーをあけながら走る・・・なんてことにもなりますので、注意が必要です。

AGVのヘルメットは交換がとても簡単なので、夜間はクリアシールドに交換するなどの対策もお勧めです。

スモークバイザー：実際の見え方

上が裸眼の状態で、下半分がスモークバイザーで外を見たときの様子です。

ミラーシールドの見え方とその効果

ミラーシールドは、表面が鏡のように反射するコーティングが施されたシールドのことを指します。AGVでは「イリジウムバイザー」の名前がついています。

バイクライダーの外見をスタイリッシュに見せるためのアイテムとして、AGVヘルメットでも定番の人気商品です。

しかし、ミラーシールドの役割は見た目ではありません。
最大の特徴は、強い日差しや眩しい光を軽減してくれること。シールド表面が光を反射することで、ライダーの目に直接光が入るのを防ぎ、長時間のライディング中に目の疲れを軽減します。

見え方としては、スモーク以上に外部からライダーの目がほとんど見えない一方、ライダー側からは周囲の景色が比較的クリアに見えるようになっています。

ミラーシールドにはシルバー、ブルー、ゴールドなど、様々なカラーがありますが、色によって見え方が少しずつ異なる点も特徴的です。たとえば、シルバー系のミラーシールドは、視界が自然な色調で見えるのに対し、ブルーやゴールドのミラーシールドは、視界がやや色味を帯びることがあります。

ブルーミラーシールド：実際の見え方

ブルーミラーシールドは、青い鏡面加工が施されたもの。ブルー地のヘルメット等にあわせるユーザーが多い傾向にあります。

実際の見え方はこちらです。スモークよりも少し暗く、色味が変わっていることがお分かりいただけると思います。

シルバーミラーシールド：実際の見え方

シルバーミラーシールドは、「鏡面加工」という名前のイメージ通りのルックスです。表面がミラー塗装されてるため光もシールドの内側により入りにくくなり、しっかりと遮光してくれるモデルです。

実際の見え方はこちら。暗さは概ねブルーと同じ程度ですが、色の変色が少ないように感じますね。

ゴールドミラーシールド：実際の見え方

ゴールドタイプは、華やかで存在感のあるルックスです。装飾の意味合いがとても強いですが、光を遮り目の疲労を和らげてくれる効果は同じです。

実際の見え方はこちら。見え方はシルバーほぼ同じです。

スモークシールド・ミラーシールドを全て並べて比較してみると？

全部並べるとこのようになります。

見え方（明暗）のレベル

見え方（色味）のレベル

しかし...

今回はカメラを通した見え方となり実際に肉眼で見える景色とは異なるので、気になった方はぜひ京都店で比較してみてくださいね！

AGVヘルメットのバイザーはピンロックに対応

AGVヘルメットの各種バイザーは、ピンロックシートに対応しています（旧K1用等一部を除く）。 これを機に、ピンロックシートを含めバイザーやヘルメットを新調されてみてはいかがでしょうか。

※価格や仕様は予告なく変更される場合があります。最新情報はダイネーゼAGVジャパン公式サイトをご覧ください。

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