こんにちは。今回はフルフェイスヘルメットの視界について書いていきます。
視界の広さはライダーが最も体感しやすいヘルメットの性能の一つです。
ぜひ、ヘルメット選びの参考にしてみてください。
水平視野角190°、垂直視野角85°の圧倒的な高視野角を実現。この広い視界により、サーキットではタンクに顔を伏せた状態でもクリアな前方視界を確保。
公道においても、広範囲の視界によりライダーの安全性・快適性向上が期待できます。
また、ヘルメットの被り方を工夫することで視界をさらに広くすることができます。
個人差はありますが、レーシングライダーのほとんどが画像のようにおでこが見えるくらい浅い角度で被っています。
画像はサーキット走行時の様子。
ヘルメットを目深に被った場合、ハンドル周りの視界は良好な一方で上方向の視界はヘルメットの縁に遮られて見えません。(車種:CBR600RR)
次にレーシングライダーと同様の被り方をした場合の視界。次のコーナーやその上まで見通すことができます。
※分かりやすくするために極端にしています。
サーキット走行を例に挙げましたが、上方向の視界が広がることで信号・道路標識の確認、より広範囲の状況把握など一般道でも多くのメリットが得られます。
またヘルメットを目深に被った場合、視界を確保しようと首を持ち上げることで背中が反り、ライディングフォームが崩れることで身体を痛める原因にもなります(前傾の強いスポーツバイクでは特に顕著、またハンドリングへの悪影響も)。
毎回身体のどこかしらが痛くなる場合は、ヘルメットの被り方を見直すことで症状が改善される可能性もあります。ぜひ試してみてください。
視界の広さはライダーが最も体感しやすいヘルメットの性能の一つです。試着の際は、ヘルメットの視界の広さや被り方を意識すると目的・バイクに合ったヘルメットが見つかる、かもしれません。
※上体が起きたポジションのバイクでは、逆にメーター周りの視認性が下がる場合もあります。ヘルメットはバイクに合った適切なポジションで被りましょう。
それでは。
関連商品はコチラ↓
AGV PISTA GP RR
AGV PISTA GP RRは、MotoGPライダーが着用する最先端のモーターサイクルレーシングヘルメットです。FIMホモロゲーションとECE2206の認証を受け、高い安全性を保障します。 100%カーボン製のシェルと計算されたエアロダイナミクス、圧倒的な視界の広さとハイドレーションシステムが標準装備されています。
※価格や仕様は予告なく変更される場合があります。最新情報はダイネーゼAGVジャパン公式サイトをご覧ください。