ダイネーゼのウェアには、用途やスタイルに合わせてモデルごとに様々な素材が使用されています。
ライダーにとっての最適なウェア選択において、
どんな素材が使われているかという点は重要なポイントになります。
なぜなら、使われる素材によってそのウェアの性能が変化するためです。
本日はウェア選びに抑えておきたい、
ダイネーゼが使用している「素材」についてお話いたします😊
ウェアに多く使われる素材を3つに大きく分けてご紹介いたします。
1,レザー2、ファブリック
3,防水メンブレン
1,レザー
バイクにお乗りでない方も、なんとなく
バイクと革ジャンを一緒に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
レザーはモーターサイクル競技が誕生して以来、
サーキットやトラックで使用される素材の中でも最も優れた素材。
レザーは他の素材と比較すると圧倒的な耐摩擦性と柔軟性を誇ります。
今もなおMotoGPでレザースーツを身に着けている理由もここにあります。
柔軟性は動きやすさにつながり、耐摩耗性はもしもの転倒時、ライダーを保護する役割を。
これらの役割に最適な素材として選ばれているのです😊
ダイネーゼでは主に、3種類のレザーをモデルごとに使い分けています。
・KANGAROO HIDE
・TUTUレザー
・D-SKIN 2.0
この3種類のレザーについては過去のブログをご覧くださいませ。
過去のブログ:こだわりの素材・ダイネーゼのレザー
2、ファブリック
ファブリックとは、主に布素材のことを指します。
レザーと比較すると、軽量かつしなやかで、快適性や着心地の良さが利点に。
そのため、バイクでの移動やシティユースに最適な素材になっています。
いくら快適といっても、
「耐摩耗性や安全性はどうなのか?」
「布では心もとない…。」
と思われるかもしれません。
しかし、ダイネーゼが使用しているファブリックは、
長年の研究の末、開発された快適性と安全性を両立させたものになっています。
最近新たに登場した「Arrow XF」というファブリックを例に挙げますと、
高い通気性、優れた伸縮性に加え、レザーに匹敵する耐摩耗性を誇るものも。
その他、用途に合わせて適切なファブリックを使い分けております😊
レザー特有の重さなどが苦手な方や通気性をお求めの方、
また、初めてのライディングウェアをご検討の方には
ファブリック素材のアイテムがおすすめです♪
3,防水メンブレン
天候の変わりやすい季節や地域でのライディングを
快適なものにしてくれる防水メンブレン。
通気性に優れているだけでなく、
雨や風などのあらゆる環境下での
優れたプロテクション機能を提供してくれます。
現在、防水メンブレンにはGore Tex®とD-dry®の2種類ございます。
Gore Tex®はアメリカのWLゴア&アソシエイツ社が製造販売する防水透湿性素材。
アウトドア用品にも多く使われており、
その名前を耳にしたことがあるという方が多いのではないでしょうか?
一方でD-dry®はダイネーゼ独自開発の防水透湿性素材で、
Gore Texと同等性能を誇ります。
一体どうしてダイネーゼが独自開発してまで、2種類の防水メンブレンを用意したのか。
これはダイネーゼがより良いものをできるだけ価格を抑えて提供するという心意気からきています💪
GORE-TEX®を使用すると他社開発素材の為、
特許権の分だけ価格が高くなってしまいます。
そこでダイネーゼではこのような使い分けをしています。
ロングツーリングなどよりハードな使用環境にも適用させたモデル |
→GORE-TEX®を採用 |
<例えば…>
右 ANTARTICA GORE-TEX® JACKET
左 CARVE MASTER 3 GORE-TEX® JACKET
街乗りやツーリングなど気軽にお使いいただくのにおすすめのモデル |
→D-DRYを採用 |
お使いの用途に合わせて最適な防水メンブレンをお選びください👍
今回、ウェア選びの参考になる3つの素材をご紹介いたしました。
現在、ダイネーゼジャパンの公式サイトでは、
各商品、素材の特徴などを確認いただけるようになっております。
こちらの欄をご覧いただく際、今回のブログをご参考にしていただければと存じます♪
数あるダイネーゼのウェアの中でも、
ご自身にぴったりな一着と出会うお手伝いができますと嬉しいです😊
それでは!