K5 Sという廃盤になった人気モデルが担っていた、
スポーツツーリングセグメントは長らく席を空けていましたが、
この度、"K7"と名称新たにリニューアルモデルとしてラインナップされました!
現在も、ラインナップされていないにもかかわらずお問い合わせがある、
K5 Sは以下の特徴がございました。
・軽量コンパクトな帽体
・インナードロップバイザー装備
・AGVの象徴的なフェイスラインとスポイラー
・見た目と使い勝手の良さ
K7登場まではK5 Sと特徴が重なるモデルはございませんでした。
2024年のミラノショー(EICMA)でダイネーゼ&AGVブースでお披露目となり、
世界的に話題となりました。
このモデルが日本導入が決まり、
気になっている方も多いのではないでしょうか?
基本的にはK5 Sの特徴を踏襲しながら、
全体的な性能アップを図っております。
まず、軽量コンパクトな帽体。
素材はここ最近のモデルで聞かないコンポジットファイバーが使われており、
これによって昨今メーカー問わず大型化してしまっているヘルメットと違い、
コンパクトに上がっております。
カーボンやアラミドなど明確な記載がまだございませんが、
重量はわずか1,540 gで安全基準は正面衝突実験でボーダーから50%以上の数値でパス。
安全性能も当然抜かりがございません。
以前実物サンプルを拝見したのですが、
非常に軽く、コンパクトなのでSサイズかと思いきやMサイズだったことに驚きました。
バイザーも新規専用設計で用意されており、
バイザーメカはK3とほとんど変わりませんが、
センターロックになっております。
感覚としてはK3の取り外し簡単な点とK6 SやPISTA GP RRの最高安全性能を掛け合わせた構造となっております。
リアスポイラーもK5 Sより少し長めなスポイラーになっており、
空力面でもアドバンテージがございます。
AGVヘルメットでほぼマストとなっている、
速度が上がるにつれ帽体の重量が軽くなる空力性能ですが、
もちろんK7にも備わっており、
130km/hで250gまで軽くなりますので、
高速巡行の負担を和らげてくれます。
内装は通気性と速乾性に優れており、
ヘルメット内が不快になる夏にぜひ使っていただきたいですね。
使用されている素材はAGVのプレミアムモデルのK6 Sと同じものを採用しておりますので、
約束された高性能内装になっております。
また以前のK5 Sで課題となっていた遮音性も耳下の厚い内装のアップデートにより、
風切り音の低減に一役買っております。
AGVから発売されているAGV INSYDEというAGVのヘルメット用に独自設計されたインカムを装備可能になっており、
通信技術は今日本市場でホットなCardo DMC Meshを採用しております。
インナーバイザーの位置も2ポジション用意されており、
ヘルメットを深くかぶるのか浅くかぶるのかで位置調整が可能です。
ヘルメットの脱落を防ぐチンストラップは(まだ確定ではありませんが...)ラチェットが採用され、
準備が大変楽になりますね。
カラーバリエーションも大人気なMATT BLACKやMATT PRISMA SILVER、
そのほかダマスカス鋼を彷彿とさせるDAMASCUSなど、
これまでになかったようなグラフィックモデルがラインナップされております。
いかがでしたでしょうか?
ヘルメットの安全規格が影響してK5 Sが生産終了し、
AGVにぽっかり空いた場所に最後のピースがはまりました!
てっきり自分はK5と名を冠するのかと思いましたが、
特徴と長所を捉えながら全く別のモデルへと生まれ変わりましたね!
現在大阪店ではこちらの入荷前にご予約を承っておりますので、
気になった方はぜひご予約のご連絡、ご来店をお待ちしております👍
それでは次のブログ・イベントでお会いしましょう!
Arrivederci~🏍️