いつも池上ブログをご覧いただきありがとうございます。今回は、【永久保存版シリーズ】第2弾という事でAGVの人気ヘルメットK3 SV編をお届けいたします。最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
前回の【永久保存版】AGVヘルメットの内装の取り外し&取り付け方 K1編 に準じた内容となりますので、前置きは短めにいたしまして今回の相棒をご紹介いたします。
・AGV K3 SV - ROSSI MUGELLO 2004 ¥51,700(税込)
バレンティーノ・ロッシ選手が、2004年のムジェログランプリで使用したグラフィックです。木のメダルにローマ数字『Ⅳ』がデザインされており、2戦連続4位というロッシ選手自身をイタリアの伝統的な表現で示してあります。
また、内装の脱着をする際には、台となる上記画像にあります " RUBBER RING " があると大変便利です。
さて、準備が整いましたので、早速始めて参りましょう!
K3 SVもK1と同様に、トップパッドとネックロール一体型のチークパッドの2種類のパッドが取り付けられています。取り外しの順序は特に指定はありませんが、前回に引き続きチークパッドから取り外していきます。チークパッドの裏には、左右それぞれ3つのボタンとベルクロがありますので、それらを丁寧に取り外し、上に引き抜きます。
無事にチークパッドを引き抜けました。K1のチークパッドに比べると若干雰囲気が違いますね。
下記画像の赤丸部分はK1とほぼ同じですが、黄色で示した部分にベルクロが付けられており、ヘルメットシェルとの一体感をより高める仕組みとなっています。
では、対応するヘルメットシェル側も見て見ましょう。
赤丸部分がボタン留め、黄色の部分がベルクロ貼り付け位置です。また、オレンジ丸の部分がインカムのスピーカースペースになっていまして、スピーカーのサイズやお客様のお好みに合わせて調整ができるようになっています。
続いて、トップパッドを外します。前後合計4つのボタンを外すのみですので、非常に簡単です。
取り外した、トップパッドは。。。
やはり、何とも言えない可愛さがあります。
↑忍者?
さて、無事に内装の取り外しが完了しました。ちなみに、K1同様にK3 SVのチンストラップパッドも取り外しができない仕様となっていますので、その点はご了承くださいませ。
続いて、内装のメンテナンスやインカムの取り付けを行ったとして、内装の取り付けに進んでいきます。
前回のK1の場合、トップパッドは簡単でしたが、チークパッドの取り付けは少々コツが必要でした。K3 SVも同じように少々難しいのでしょうか。。。
では、トップパッドを取り付けたのち、ネックロール一体型チークパッドの取り付けを行ってみましょう。下画像の赤い部分をアウターシェルと衝撃吸収ライナーの間に差し込んでいき、最終的に黄色の部分が上手くハマるようにしていきます。
まずは、ネックロール部のセンターとヘルメットシェルのセンターを合わせて差し込みます。このあたりはK1と同じです。
次に、センターに向かって、両手でギュギュっと押し込んでいきます。
後ろの部分がハマりましたら、あとは順序良く後方に向かってハメこんで行くだけですので、K1に比べて非常に簡単です。ネックロール部の全周がハマりましたら、チークパッドのボタンとベルクロを留めて。。。
無事に取り付けが完了いたしました。
いよいよ涼しくなってきましたので、内装のメンテナンス頻度は少なくなるかと思いますが、インカムの取り付け・取り外しの際にも、内装の脱着は必要になります。
もしも、『チークパッドが上手く取り付けられない!』という時には、こちらのブログをご参考にしていただければ幸いです。
その他、ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
皆様のバイクライフがより良くなりますように、全力でお手伝いさせていただきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。