最近ツーリングに適した気温になり、バイクに乗るのが気持ち良くなってきました。バイクに乗る際に絶対必要となるのがヘルメット。一言でヘルメットと言っても、かなり種類があって迷ってしまいますよね。
今回は私が実際に購入し、使用しているヘルメットを、簡単にインプレッションさせて頂きます。
AGV K6- NARDO GREY ¥64,900(税込)
K6はAGVフルフェイスの中では最軽量モデルとなっており、スポーツライディングからシティライドなどの幅広いジャンルで快適性を追求したプレミアムモデルです。
私は頭のサイズが59cmと、サイズチャート上ですとLサイズに該当致します。しかしK6は他のモデルと比べ、若干ゆとりのあるフィット感となっておりますので、今回はMサイズでピッタリでした。
①重量
K6の最大の特徴と言えばヘルメットの重量です。アジアンフィットのM-Lサイズ棒体で、重量が1400g前後とAGVフルフェイスヘルメットの中では最軽量モデルとなっております。
※オプションのスモークバイザーを装着し、サイド部分にステッカーを貼っております
私は主に通勤(片道30km)やツーリングにて使用しておりますが、一度も首の疲れを感じた事はございません。他のヘルメットですと少々首の疲れはございますので、K6の軽さが良く効いていると思います。
景色を見る時や、車線変更などをする際に首を動かしますが、ヘルメットの重量を感じた事はほぼございません。こういった小さな利点が、ツーリング後半の疲労軽減に大きく影響します。
②静粛性
インカムを付けるのが主流となっている今の時代、ヘルメットを選ぶ際に静粛性を重視される方は非常に多いと思います。
K6はネックロール部分の内装が二重構造に加え、スポンジ自体が厚くなっており、風切り音などのノイズを軽減する造りとなっています。風切り音を防いでいるおかげで、乗っているオートバイのサウンドが気持ち良く聞こえます。
勿論シェルにもスピーカーホールが採用されておりますので、インカムの取付も可能です。
私はK6にインカム(B-COM SB6X)を装着して使用しておりますが、高速道路でも風切り音を気にせず音楽を聴くことができました。
また、友人と通話しながらのツーリングでも、声が聞き取りずらいといった事は無く、快適に使用できています。
ダイネーゼストアではB-COMであればお取り扱いをしております。また、ヘルメットにお取り付けもできますので、お気軽にご相談下さい。
③視野角
K6の視野角はPISTA GP RRなどの上位モデルと同等の視野角を誇ります。
横は190°となっており、これは人間の平均視野角と同じ広さです。
実際にお客様にご試着をして頂くと、視野角に驚かれる方も多いです。写真ですとほぼ真横から撮影しておりますが、私は実際にこの角度まで撮影しているスタッフが見えています。
縦も85°の広さを誇り、状態の起きたネイキッドバイクや、前傾姿勢の強いSSバイクなど様々なポジションのオートバイで快適に使用できます。
実際に私のバイクは前傾姿勢の強いオートバイですが、伏せた状態でも前がかなり見やすいです。縦の視野角が広いと、走行中メーターを見る際でも首の動きを最小限に抑えるが可能となり、疲労軽減に繋がります。
こちらが実際に見える景色と同じ縦の視野角です。バイクのタンクから店舗の商品までかなり広い範囲が見えます。横の視野角は広すぎて中々上手く撮影できませんでした。
車線変更や景色を楽しむ際に首を大きく動かす必要が無い為、ストレスが溜まりません。以前使用していたヘルメットにて、車線変更しようとしたらバイザーの死角に車がいて、危うくぶつかりそうになった経験もあるので、視野角が広いと安心感があります。
④フィット感
K6の内装はとても肌触りが良く、被っていて不快感を感じることはございません。フィット感もスポンジの厚みで抑えつけるようなフィット感ではなく、優しく全体的に包み込まれるようなフィット感です。
特にチークパット部分は、頬に当たる部分はホールド性の高いShalimarファブリックを、その他の部分にはヘルメットの脱着のしやすいRitmoファブリックを使用しております。また、内装は吸水性に優れた素材を使用している為、汗を掻いても肌に不快感はございませんでした。
シェル自体も気流の乱れを削減するように設計された形状となっています。実際に高速道路などでもヘルメットの安定性が高く、風圧によってブレたりヘルメットがズレてしまうといったこともございませんでした。
⑤まとめ
小さな利点が疲労軽減に貢献していることを実感できました。軽量フルフェイスヘルメットで快適性を重視されている方には非常にお勧めできるヘルメットです。
K6はスポーツバイクやネイキッド、スクーターなど様々なジャンルのオートバイでもマッチ致します。
カラーリングは私の購入したNARDO GREYの他に、多数のラインナップがございますので、下記URLから是非チェックしてください。
私事ではございますが、前回千葉の大福山に行った際に雨が降っていたので、先日再度大福山へリベンジしてきました。今回は山頂も無事に晴れており、楽しめることができました。
写真は帰り道に寄った、千葉県市原市にある房の駅という道の駅です。
大福山が晴れていてご機嫌で帰っていたのですが、海浜幕張あたりで通り雨に振られました。どうやら雨に好かれているみたいです....。