今回は先日開催いたしました2025年初となる台場店ツーリングイベントの模様をお届けします。
春のワインディングツーリング
今回は春のライディングシーズンに奥多摩-勝沼-道志周辺を楽しむワインディングツーリングです。
バイクの醍醐味である人馬一体感を存分に堪能するにはワインディングが最適。企画した私坂井の趣向を思いっきり詰め込んだルートとなっております。
[ この記事のトピック ]
ルート概要
当日の走行ルートはこちら。
東名高速 海老名SA-中央道 藤野PAで集合・出発、上野原ICから奥多摩方面へ北上、東京のワインディングの聖地である奥多摩周遊道路を楽しんでから大菩薩峠を抜けて山梨県甲府勝沼へ。絶景のフォトスポットで記念撮影をしたら山梨名物ほうとうランチ。その後南下して大月-都留-道志道-宮ケ瀬湖へ至る細かいワインディングを走破して最後は圏央道厚木PAで解散。
距離は約200km程ですがとにかく右に左にバイクを傾けている時間が長いごりごりのザ・ワインディングルート。全体的に中速度域が多く250cc~大型クラス全般で楽しんで頂ける構成です。
それでは当日の模様をどうぞ。
出発-檜原都民の森
朝7時、今回の集合は1つ目が東名高速 海老名SA。いつも通り一番乗りで参加者をお出迎え.....が既にご到着の方がいらしてポールポジション獲得はならず。ツーリングにかける熱い意気込みをありがとうございます。
まったりと談笑をしている内に集合時間に合わせて参加者が続々とお集まりになります。
海老名SAでの集合はスタッフ2名含め9台。まずは朝のご挨拶兼ブリーフィングを行い、2つ目の集合場所である中央道 藤野PAへ向けて出発します。
40分ほどで藤野PAへ到着。ここで4名が合流され、参加者12名+スタッフ2名の計14台が揃いました!皆さまの雰囲気も良く、天気も雲一つない最高のコンディションで楽しい1日となる予感。
余談ですがこの藤野PA、上り側限定ですが高速のSA/PAとしては珍しくモスバーガーがテナントとして入っていてなかなか通好みなPAです。
少し気温も上がってきたAM9:00。ここからザ・ワインディング天国(地獄?)の幕開けです。藤野PAを出発してのすぐの上野原ICで降りたら、上野原市街を抜けて奥多摩方面へ北上し檜原街道までのワインディングで肩慣らし。そこからまずは奥多摩周遊道路入り口の檜原都民の森で休憩です。
この日の奥多摩は朝10時で15℃。山間部だけあって肌寒い気温ですが、ワインディング走行では通常よりも気合(?)が入って身体を動かしますからちょっと寒いくらいはへっちゃらですね!
休憩の合間に参加者同士でバイク談義や通ってきたルートについての話で盛り上がります。
なおダイネーゼのツーリングでは指定の休憩ポイントでは皆さんが揃う事を確認しますが、ポイント to ポイントは各々のペースで自由に走って頂けます。
ワインディングが多いツーリングプランだと、「ワインディング苦手で他の方についていけなくて迷惑かけちゃうかな....」と萎縮されてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、ダイネーゼツーリングでは心配ご無用。軽快に走りたい・のんびり走りたい、どんな方でもマイペースで楽しんで頂けますのでウェルカムです。
さて都民の森から先は、80年代バイクブームの頃より色褪せない東京のワインディングといえばの奥多摩周遊道路へレッツゴー。峠道らしいアールのきついカーブが連続するワインディングが続く好きには堪らない道ですが、山深いエリアですので野生動物にはご注意を。今回も猿の群れが目の前を横断していくシーンに遭遇してビックリ&ほっこり致しました。
都民の森から軽快に走って奥多摩湖畔へ降り青梅街道へ出たら山梨方面を進み次なる目的地である道の駅たばやまを目指します。多摩川源流域である丹波川を左手に望みながらワインディングが続きます。
道の駅たばやま - 集合写真
都民の森から40分程で到着の道の駅たばやまは、村の約98%が森林という山梨県の丹波山村にありとても自然豊かな環境の中にあります。奥多摩含めこの辺りでは鹿肉を使ったジビエ料理が名物で鹿肉バーガーなど美味しそうなメニューが多々ありましたが今回は残念ながら見送り。話題の丹波山ウイスキーの販売もしており改めて訪れたいと思う道の駅でした。
時期的に桜は厳しいかな~と思いましたがちょっとだけ咲いていました。標高が高いところならではですね。
若干気温も上がりワインディングを楽しんだ後だと少し暑く感じる程になりましたが、ここから先は再び標高がぐっと上がる大菩薩ライン-柳沢峠です。
奥多摩/丹波山側から走っていくと山と川の間を軽快に上っていく峠道が続き標高1500m弱の柳沢峠がハイライト。柳沢峠を越えてからは眺望が開け、富士山を目の前に見ながら甲州市塩山市街へ一気に駆け下っていくユニークな道です。富士山を望みながら走れるという点では、奥多摩/丹波山側から走るのがお勧めでしょうか。
そして甲州市側にはお勧めの絶景・写真スポットがございます。
その名も「富士山が見える展望台」というストレートなネーミング!
ここで皆さんのバイクを並べて富士山をバックに集合写真撮影。素晴らしいロケーションで感無量です。

展望台からの眺望は見事の一言!前後にあるループ橋も一興ですよ。
富士山と愛車の絶景と、心地よい気候でついついまったりとしてしまいそうですが、この後のランチの時間が迫っていますので、名残り惜しいですがここでは集合写真のみで再び大菩薩ラインを下っていき今回のランチ処を目指します。
ランチ
「富士山の見える展望台」から大菩薩ラインを下って甲府盆地へ入って間もなく、今回のランチ処である「番屋茶屋」さんへお邪魔し、山梨名物のほうとうを頂きました。
具材たっぷりボリュームいっぱい、ほっこりと温まる素朴なほうとうがワインディングを楽しんだ身体に染みます。
皆さん美味しい笑顔をありがとうございます。
こちらはほうとうはもちろん、大菩薩嶺で摘んだヨモギとお店で練ったアンコを使った自家製ヨモギ団子も名物。𠮷村スタッフもご満悦です(笑)

大変美味しかったので私もお土産として8個も購入してしまいました!手作りゆえタイミングによっては用意出来ない事もあるそうなので、気になる方は予めお問合せしてみて下さいね。
時刻は13時過ぎ。甲府盆地へ下りてきて気温も20℃近くまで上がっており、ぽかぽかした陽気と美味しいランチでおなかいっぱいで動きたくなくなりますが、ここからツーリング後半パートがスタートするのです。
そして今回のツーリングはあくまでワインディングツーリング。更なるワインディングを求めて出発です!
道の駅どうし - 宮ケ瀬
番屋茶屋さんを後にして、甲府盆地北斜面の果樹地帯を抜けるフルーツラインから勝沼へ、甲州街道を走って途中から道志・都留方面へ南下していきます。
都留からこれまたザ・峠感いっぱいの土坂峠を抜けていきますがこの土坂峠も私坂井が個人的に好きな峠道。カーブのアールがきついヘアピンやS字が連続するので車重のあるバイクだと少々大変ではありますが、私のバイク(KTM SUPER DUKE)だとアップライトなポジションと、スリム&軽量な車体パッケージのおかげでこういう「忙しい」峠で右に左に軽快に振り回して乗る感じが大好きです。
今回のルートでは低速・高速・ツイスティ・ダイナミックと様々なワインディング状況を堪能して頂けるようにしましたのでバイクやライダーによってきっとまた走りたいと思える峠があったと思います。
道の駅どうし着。神奈川の相模原と山梨県の山中湖を繋ぐ道志道に位置するこの道の駅は週末や祝日には非常に多くのライダーが集まるスポットとして近年大変人気です。
時刻は15時過ぎですがやや暑さを感じる位の気温でしたので、ランチ後のお楽しみスイーツをば。
ツーリングにアイスクリームは欠かせませんね~
ここまでで大体全行程の3/4程。ここから更に道志道のワインディングを抜けて宮ケ瀬湖へ向かいましょう。
宮ケ瀬湖畔の鳥井原ふれあいの館に到着。ここは神奈川県の中央にある宮ケ瀬湖を望める高台にある観光地ですがやはり週末には大変多くのバイクで溢れかえる所ですね。
日も傾いてきていますが、心地よい風と気温のおかげでまったりとした時間がどんどん伸びてしまいますね。イベントとしてはここで一次解散とし、離脱される方にご挨拶した後はゴールへ向かってラストランです。
終わり
宮ケ瀬湖からも湖畔沿いのクネクネ道をチョイスして最後までワインディングツーリングを貫いた今回のツーリングもいよいよフィナーレへ。ゴール地点である圏央道厚木PAに無事到着致しました。
最後まで良いコンディションに恵まれた1日となり、皆様とのお別れが名残惜しいですがこれをもってイベントフィニッシュとなりました。
今回ご参加を頂きました皆様、ありがとうございました。台場店を始め、ダイネーゼ各店ではご満足頂けるツーリングをこれからも企画して参りますのでぜひご参加下さいませ。
Ciao Ciao~