サーキットにてエアバッグ装着義務化の流れ。ダイネーゼがご提供するスーツと一体型のエアバッグ【D-AIR】

作成日 2023年2月2日 | 最終更新日 2024年10月20日
By 台場店スタッフ

2025年より鈴鹿サーキットにて、走行時は全年齢エアバッグの装着を義務化する規則書が発表されました。

2023年1月現在では「鈴鹿サーキット」「モビリティリゾートもてぎ」「HSR九州」にて、55歳以上のライダーにエアバッグの装着を義務とする規則が追加されています。

過去2017年には18歳以下、2020年には22歳以下の年齢に施行されたことを考えると、今後もサーキットにおけるエアバッグ装着義務化の流れは進んでいく事と思います。

楽しいサーキットを安全に走行していただく為にも、今後レザースーツの購入を検討する際はエアバッグ搭載モデルが非常にお奨めです。
 
今回はダイネーゼが提供しているエアバッグ搭載型のレザースーツをご紹介いたします。
 
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●D-AIRレーシングスーツ

公道用とサーキット用、2種類の展開があるD-AIRシリーズ。

サーキット用にフォーカスしたエアバッグシステムは、公道用として販売しているエアバッグ「Smart Jacket」と起動条件が異なります。

D-air® Racingの起動条件は、時速50㎞以上を感知している事を前提条件とし、

①ハイサイド

②回転を伴うローサイド

この二つのアクシデントが起きた際に起動する仕組みとなっています。

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起動したエアバッグは、保護の難しい鎖骨と転倒時に接触しやすい肩周りを守ります。dd958ce7-80eb-475c-9c71-b3bab2950506-2-2

 

鎖骨は非常に脆い骨で、若い方がここに怪我を負ってしまうと成長に影響を及ぼしてしまう可能性がある部位です。

ですが、D-AIRのエアバッグを装着したところ鎖骨の骨折アクシデントが99%減少。

胸と背中に関しては既存のプロテクターによる保護をメインとし、それのみではカバーできない鎖骨や首回りをD-AIRのエアバッグが補っています。

 

このプロテクション性能の要となっているのが、ダイネーゼが特許を取得しているマイクロフィラメントという繊維素材です。

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冷媒ガスによって膨らんだエアバッグの中で、ピンっと張って伸びたマイクロフィラメントが空気移動の余地をなくす為、結果エアバッグ本体は非常に強度の高い鎧となってライダーの体を守ります。

その強度は実にバックプロテクター7枚分に相当。

プロライダーが使用している物をそのまま市販化しておりますので、安心して着用していただけます。

 

D-AIRはワイヤレスモデルのためバッテリーによる充電式です。

満充電の状態で連続8時間の稼働が可能です。

 

●D-AIR搭載レーシングスーツ

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こちらはD-AIR搭載のレザースーツの中でも、唯一吊るしの状態での販売がございます。

使用レザーは牛皮。

店頭でのご試着も可能となっており、もちろんサイズやカラーのオーダーも承っております。

「ダイネーゼのエアバッグ搭載スーツが気になる!」という方に一番お手に取っていただきやすいモデルとなっておりますので、気になった方は是非ダイネーゼ埼玉三郷店までお越しください。

 

MUGELLO RR D-AIR® PERF. SUIT ¥880,000(税込)7878050f-74ef-4931-b74d-c5795454d5e9-3

こちらは完全オーダーメイドのモデルとなっております。

全身25箇所のサイズを測定し、唯一のフィッティングを追求する事ができます。

使用レザーはプロライダーと同じカンガルーレザーを採用。

軽さと強度の高さを両立しながら更にエアバッグも搭載。

アクティブセーフティとパッシブセーフティの両方を兼ね備えている、プロテクション性能の高さはトップレベルを誇るモデルとなっております。

 

以上がダイネーゼが提供しているエアバッグ搭載型のレザースーツです。

エアバッグをスーツの内側に搭載している為、レザースーツのスタイリッシュな外観はそのままに着用していただけます。

これからサーキット走行を始める方やレザースーツの新調を検討している方には、エアバッグ搭載型がお勧めとなっておりますので是非ご検討くださいませ。

 

何かご不明な点等ございましたら、お電話でもご相談等承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

 

それでは皆様のご来店、心よりお待ちしております。

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Tags: レザースーツ, レーシング, バイク用エアバッグ, サーキット, レーシングスーツ

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