CIAO!! 12月に入り寒さも強まってきてそろそろ冬ジャケットが本格的になってきますが、冬ジャケットは防寒性を第一にしている分、表面ファブリックがゴワゴワしていたりインナーのボリュームでモコモコしがちな印象を持たれている方も多いのではないでしょうか。
今回登場した新作秋冬ジャケットはダイネーゼらしいデザインを持ちながらも、これまでにないライトな仕様でいつでも気軽にスポーツマインドを感じて頂けるモデルです。
VELOCE D-Dry JACKET 37,400円(税込)
ダイネーゼを主張するスピードデーモンロゴを前後に大きく配したデザインとショート丈は一見してスポーツカテゴリーのモデルであることを印象付けます。
胸元のスピードデーモンと袖のDAINESEロゴに沿って配されたホワイトのドットラインも統一したイメージで特徴的です。
ご紹介の24Gカラーでは前後のスピードデーモンロゴがシックなグレーカラーになっており、全体的に落ち着いた印象になっているのも他モデルには無いポイントです。
外観だけ見ますと似たデザインのモデルでロングセラーの"LAGUNA SECA 3 D-DRY JACKET" があり、どう違うのかが疑問でしたが実物を見てみるとコンセプトに沿った明確な違いがございました。
まずはメイン生地。左がLAGUNA SECAで右がVELOCEです。画像では分かりづらいですがVELOCEの方が生地自体が柔らかくゴワゴワした感じが薄いです。これはLAGUNA SECAには耐久性に優れたCORDURAファブリックが使われている一方、厚みがあるので比較した際にやや柔軟性に欠けるところの違いです。
安全性についてはCORDURAファブリックの有無の違いがありますが、VELOCEもLAGUNA SECA同様に防水・防風のD-DRYを採用しておりますので寒風をしっかりとシャットアウトします。
ウィンターモデルですので脱着式のインナーも装備しています。一見するとダイネーゼの秋冬モデルに多いスタンダードなインナーライナーに思えますが、このモデルで採用されているインナーは実は少々中綿が薄いタイプなのです。
薄いという事は寒いのでは?と思われますが、確かに保温力という点では厚みのあるタイプよりも少々劣りますがその分軽量で動き易く、ライトウィンターモデルとしての性格を表しているともいえますね。またフロントファスナー部は風の侵入を防ぐ二重折り返し構造になっていますので、防風性は高くなっています。
脇腹にはファスナー式のベンチレーションを備えており気温が高い時や降雨時の不快な蒸れを効率よく排出する事が可能です。
なおLAGUNA SECA 3にはベンチレーションが似た位置(腰)にある他、上腕部にも配されていますのでより強力に効果を発揮します。この辺りはコンセプトがよりスポーティな位置づけにあるという事ですね。
VELOCE D-DEY JACKETのカラーラインアップはご紹介のブラック×グレー×ホワイトの他、ダイネーゼのスポーツモデルらしさが協調されるブラック×ホワイト×レッドの2色展開です。
・冬用ジャケットは欲しいけどゴワゴワしたり動きにくいのは嫌
・冬に乗るのも天気の良い日中がメインで朝晩は基本乗らない
・3シーズンタイプよりも防風が優れているちょっと暖かいジャケット欲しい
こういった用途・ご要望をお持ちの方にぴったりと1着となっております。
また価格も抑えめですので最初の冬用ジャケットとして、セカンドジャケットとしてお手に取りやすいモデルになっています。
三郷店では両カラー共に展示しておりますので是非店頭で軽い着心地をご体感下さいませ。
それでは次回もお楽しみに!
Ciao,Ciao~