モーターサイクルは風を切って走る爽快感を楽しむ一方で、寒さや強風から身を守るためのアイテムは欠かせません。気温が低くなるこの時期、風による体感温度の低下は想像以上。
たとえ気温が10度でも、風速が10メートル以上だと、体感温度は5度以下に感じることもあります。
これでは長時間のライディングは辛いものになってしまいます。そこで今回は、冬の寒いツーリングを快適にするミドルレイヤーをご紹介します。
NO WIND LAYER D1 ¥36,740(税込)
NO WIND LAYER D1
防水性と防風性を備えたメンズミッドレイヤーです。
※価格や仕様は予告なく変更される場合があります。最新情報はダイネーゼAGVジャパン公式サイトをご覧ください。
バイクを走らせるときの強風から身体を守るため、防風性は非常に重要です。NO WIND LAYER D1は、特別な素材を使用しており、風の侵入を防ぎつつも、快適なライディングをサポートします。
NO WIND LAYER D1には表面に防風性・撥水性に優れた”INTERON”を使用したミドルレイヤーで、生地はストレッチ性もあり、着心地はとても柔らかくつくられています。
また、内側には暖かさを保つためのマイクロフリース素材が使用されており、体温を保ちながらも通気性を確保しています。これにより、汗をかいてもムレにくいです。
全面起毛仕上げのため、肌ざわりも心地よく着た瞬間に暖かく感じることができ、厳しい冬の条件でも快適なライディングを実現します。
実際に着用してみるとマイクロフリースの起毛効果で着た瞬間から、体を優しく保温してくれる効果を上半身に実感することができます。
また、ストレッチ性のおかげで腕を前にだす、ハンドルバーに手を添える様なポーズも自然と取る事ができます。
実は私も愛用しており、今では冬のツーリングには欠かせないアイテムです!
D-MANTLE FLEECE WS ¥40,810(税込)
こちらも保温性に優れたミドルレイヤーです。
上でご紹介しましたNO WIND LAYER D1との違いは、防風素材が胸と背中に採用され、肩から腕にかけては保温性に優れた素材を使い分けている点です。
またタイトフィットのため、体の動きにもしっかりと追従するができ、ストレッチ性に優れた素材と相まってライディングの集中力の妨げを極力少なくしています。
メインファスナーも一般的なセンター配置ではなく、サイドファスナーとすることでアウターのファスナーとの嵩張りを抑え、着心地の良さや体の動かしやすさを高めてくれます。
追従性に優れているため、スポーツツーリングジャケットとの相性はバッチリです。
袖口にはサムホールを備えることで、インナーの不快なずり下がりや着用時の巻き込みを防ぐことが可能です。
サムホール部分の素材は薄く伸縮性に優れているためグローブ着用のフィッティングには影響はない作りになっています。
左右の腰付近にはファスナー付きのポケットを備えていますので、ちょっとした小物やアウター代わりにも活躍してくれます。
生地表面は滑りの良い仕上げになっているため、こちらもジャケットの脱着が楽々行うことが可能です。
いかがだったでしょうか。
それぞれ比べた時、防寒性をより重視するならNO WIND LAYER D1、タイトなジャケットとの相性や体の追従性をより重視するならD-MANTLE FLEECE WSといった印象を受けました。
防風素材のアイテムはバイクライディングをさらに快適にするための必須アイテムです。さらに軽量性、通気性を兼ね備えたこのウェアは、ライダーにとって理想的なパートナーとなるでしょう。
現在世田谷店では各サイズご用意がございますので、これから訪れる冬に向けて、ぜひ取り入れてみてください。