普段使いできるレーシングブーツのすすめ。MotoGP仕様のカーボンプロテクターも。【AXIAL(アクシャル)】

作成日 2023年5月27日 | 最終更新日 2024年10月3日
By 岡芹(オカゼリ)

世界選手権ライダー達が実際に使っているレーシングブーツ、と聞くとそれだけで安心感が生まれることでしょう。プロフェッショナルが使うAIXIAL(アクシャル) シリーズは、安全性と驚きの動かしやすさを高い次元で両立したダイネーゼの最高峰ブーツです。

その動かしやすさから、普段使いからツーリングに使っているお客様も多くいらっしゃるので、この記事ではこのレーシングブーツの魅力をお伝えします。

(音声で聞く) 普段使いできるレーシングブーツのすすめ
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普段使いに適したレーシングブーツの特徴

レーシングブーツを普段使い?ツーリング?と思われる方は少なくないと思います。確かにレーシングブーツは強固で、足が曲げにくく、長時間のライディングに適さない...が一般的な認識です。

ただ一方でレーシングブーツが最高の安全性能を持っているなら、危険な街乗りやツーリングでも使いたい。せっかく気に入ったブーツ、かっこいいブーツをいつも使っていたい、という方も多いはずです。

 快適な履き心地

そこで普段からもレーシングブーツを使いたい方におすすめの特徴をまとめてみます。
まずは快適な履き心地です。

普段使いする場合、レーシングブーツがいくら安全性に優れていても、履き心地が悪いと日常の移動でストレスを感じてしまいます。普段使いに適したブーツは、内側にライニングを使用しており、長時間履いていても足が疲れにくい仕様になっているものもあります。
また、足首の可動域が確保されていることはかなり重要です。

通気性と防水性

日常的に使うバイクブーツでは、通気性と防水性のバランスも考慮する必要があります。特に、突然の雨や暑い日でも快適に過ごせるブーツを選びたいところ。

多くのレーシングブーツには、通気性を確保するためのメッシュ素材や通気孔が設けられていますが、防水性も兼ね備えたモデルを選ぶと、急な天候変化にも対応できます。

AXIALシリーズには、年式にもよりますが、防水仕様のレーシングブーツ・パンチング(穴あけ)加工の夏用レーシング、の2つのバリエーション違いも展開されています。

axialboots_introduction3軽量設計

レーシングブーツは通常、プロテクションを強化するために重さがあるモデルが多いのですが、普段使いに適したブーツでは、軽量化が図られています。

軽量なブーツは、足に負担がかかりにくく、歩行時にも違和感を感じにくいため、街中での使用にも適していますが、そのバランスが難しいポイントです。

100%カーボン素材のインナープロテクターを内蔵したモデルであれば、その軽量さは持っただけで体感頂けます。

 

安全性を確保するためのプロテクション機能

普段使いを考える際にも、バイク用ブーツの最も重要な要素は安全性です。普段使いに適したレーシングブーツでも、プロテクション機能がしっかりと備わっているものを選ぶことが大切だと思います。

ここで、求められるプロテクション性能についても触れておきましょう。

レーシングブーツならでは?足首のプロテクション

足首はバイク事故時に最もダメージを受けやすい部分の一つ。

普段使いのブーツでも、しっかりとした足首の保護が施されているかを確認しておくことをお勧めします。プロテクターがついていれば安心ですが、これは直接的な衝撃緩和のほか、転倒時に足首がねじれることを防いでくれるのです。

例えばカーボンやマグネシウムといった、樹脂・プラスチックよりも強度が高いものが安全で、さらに言えば、地面との接触時に滑りやすい素材(つまり直接の衝撃を受け流し、分散してくれる素材)が採用されているものが安全です。

AXIAL シリーズには「Axial Distortion Control System(ねじれ防止のためのシステム)」が採用されています。

カーボンとアラミド繊維を組み合わせた堅牢なフレームを使用し、くるぶし部分にジョイント箇所を設けることにより、バイクを操作する上で欠かせない前後方向の動きはスムーズに動かすことが可能です。

転倒した際に足首のねじれを防ぐ為、横方向の動きには非常に硬く造られており、転倒時のダメージ軽減にもつながります。ブーツそのものが欧州安全基準である[CE  EN 13634]に適合しており、第三者機関からも高い安全性が認められてます。

レーシングブーツ用スライダーがあるかどうか

スライダーは通常、レーシングブーツに一般的に装備されているものです。

普段使いで使うケースは少ないかもしれませんが、例えば、予期せぬバイクの傾きや転倒時に、スライダーが路面との直接接触を防いでくれたり、ブーツの摩耗を軽減します。

とはいえ、特に峠道でアクティブに楽しむ方以外は、そこまで使うことは無いかもしれません。普段使い、ツーリングで使いたいという方には、どちらかというとスライダーがあるメリットとして、ルックス、レーシングブーツとしての存在感...にご満足いただけることでしょう。

 

実際にパンツと組み合わせ(レーシングパンツ編)

それでは、実際にスタッフが履いてみました。

着用スタッフは普段スニーカーサイズで26.5 cmを履いており、ダイネーゼですとMETROPOLIS SHOESで40サイズを履いています。今回も同じ40サイズを履いており、全体的に丁度良いサイズでした。

レザーパンツのブーツの組み合わせ
レザーパンツのブーツの組み合わせ
レザーパンツのブーツの組み合わせ
レザーパンツのブーツの組み合わせ(後)
完全に屈伸できるほどの可動域
完全に屈伸できるほどの可動域

 

履いた直後にガッチリとした剛性感を感じます。特に踝部分の剛性感は他モデルと比べて格段に上がります。
幅に関してはMETROPOLIS SHOESとあまり変わらずの感覚ですが、AXIALの方がカーボンフレームの関係で若干固さを感じます。

しかし動きにくいといった事は無く、前後方向には非常にスムーズに動きます。横方向(ねじれ)には非常に固く、わざと曲げようとしても曲がりませんでした

IN(イン)タイプとは

写真を見て頂くと、ブーツが中に入っていることがお分かりいただけます。

ブーツINシステム(裾が外)を採用しているブーツなので、脛の部分にベルクロが付いております。対応したレザーパンツやレーシングスーツを合わせることで固定が可能です。固定をすることによりブーツとパンツの一体感がより高まるだけではなく、ライダーの脚部を車両により密着させることができ、より空気抵抗が少なくすることが可能です。

how-to-fit-01

上の赤丸のベルクロ同士を、下のようにかぶせてフィットさせます。

how-to-fit-02

 

実際にパンツと組み合わせ(デニム編)

それでは、レーシングブーツを普段履くようなデニムとあわせると、どうなるのでしょうか。

裾を被せる(IN)ことで、見た目は一般的なライディングシューズと同じになり、かつ、レーシングブーツならではの前後方向に柔らい、優れた可動性も確保できているので、抜群の相性になります。

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コンパクトなINブーツはデニムの中に入ります。
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後ろから見ても、ライディングシューズのようなルックスに。

 

レーシングブーツでありながらデニムなどのカジュアルパンツと合わせる事により、そのスタイルを崩すことなく使える事ができます。安全性・操作性を重視してレーシングブーツを使用したいけど、ツーリングでは見た目が少し...という方に非常にお勧めです。

憧れのGPライダーと同じブーツでありながら、カジュアルスタイルにも合わせられるAXIALシリーズ。

台場店では実際にサイズ合わせや、お持ちのパンツとの相性を見て頂くことも可能なので、是非ご来店の上、試着と体験をしてみてください。

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※価格や仕様は予告なく変更される場合があります。最新情報はダイネーゼAGVジャパン公式サイトをご覧ください。

 

Tags: ストリート・ロード, サーキット, ダイネーゼ, レーシングブーツ, 製品紹介

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