ピンロックシートの装着方法・クリアな視界の理由!

作成日 2022年12月26日
By 伴野(バンノ)

いつもダイネーゼ大阪箕面店のブログをご覧いただき、

ありがとうございます。

 

すっかり寒くなりましたね

この時期にキラキラしたイルミネーションを見ると

テンションが上がります✨

本日は、ピンロックレンズの魅力とつけ方についてご紹介いたします。

 

①何故ピンロックをつけていないとバイザーが曇るのか

②何故ピンロックをつけているとバイザーが曇らないか

③どんな種類があるのか

④ピンロックシートのつけ方

をご紹介していきます

 

 

 

①何故ピンロックをつけていないとバイザーが曇るのか

 

少し専門的になりますが・・・

 

気体の状態の水は、暖かいところから冷たいところに行くと、

状態が変化して液体になります。この現象を「結露」といいます。

 

バイザー内部が表面結露してしまうのは、、、

 

通気孔が閉まっているときのヘルメット内の空気は、温かく湿度が高い

ヘルメット内部が湿度たっぷりになる

温度の低いバイザーに外気が触れると冷却され、含まれる水分が液状になり、

バイザー上に小さな水滴となって形成される

 ↓

バイザー内部が曇り、視界が悪化する

 

早朝、雨天、雨上がりの湿度が高い時や、

冬場のヘルメット内部と外部の気温差が激しいときは結露しがちです。

 

前が見えないと怖いですよね・・・

 

曇りを防ぐには、以下の2つの方法があります。

⑴張力活性物質(湿度が水滴になるのを防ぐ)を含んだスプレーをバイザー表面に塗布する。スプレー・ケミカル類の使用によって発生したトラブルは保証の対象となりませんのでご注意ください。)

⑵Pinlock®曇り止めレンズを使用

 

Pinlock®曇り止めレンズは、

時間が経過しても一定の性能が保たれます。

 

スプレーの場合すぐに劣化してしまい、

塗り直しが必要になるという問題があります。

 

 

 

②何故ピンロックをつけているとバイザーが曇らないか

 

レンズの内側には、

水に溶けにくく混じりにくい性質の薄膜が施されています。

 

また、バイザーとレンズの間には、シリコンシールにより、

内外気温の断熱材となる空気室を作ることができます。

二重窓をイメージしていただくと分かりやすいかと思います。

 

レンズをバイザーに固定するピンによってその効果が保証されているため 

「Pinlock®」と呼ばれています。

 

Pinlock®レンズとバイザーの間の空気室を確保するのは、

バイザー内側に取り付けられているピンです。

 

Pinlock®のレンズをはめ込むピンは偏心しており、

ピンの軸は完全に中心ではありません。 

 

これにより、ピンを回すことでPinlock®レンズのテンションを増減させることができるようになっています。

ピンズのおかげでシリコンシールをぴったりと密着させることができるのです。

 

肉眼ではあまりわかりませんが、曇らないように工夫がされているのです!

 

 

③どんな種類があるのか

 

【曇り止め効果の性能】

 

Pinlock®には30、70、120があります。

 

その中で、Pinlock®120は、曇り対策に最も効果的です。

 

この数字は、Pinlock®の研究所で行われた試験で得られた結果で、 

この数値が高いほど、レンズの曇り止め効果が高いことを意味します。

 

AGVでは、曇り止め性能はPinlock®70と120のレンズのみを使用しています。

 

【標準レンズ、マックスビジョンレンズ】

 

Pinlock®には、サイズ別に2種類のレンズがあります。

 

標準

前方視界をカバーする幅と長さがある。

マックスビジョン

バイザーの横方向と縦方向の両端に広がり、

全方向の完璧な視界を確保する。

 

 

 

Pinlock®レンズは、ヘルメット1点につき1点付属しています。

(Pista GP RR、K6、K5S、K3 SV、Sportmodular、AX9)

 

最上位機種「マックスビジョン120」のバイザーは

(K6、Sportmodular、Pista GP RR)で同梱されています。

 

K1では、バイザーはPinlock®の使用に適合していますが、 

Pinlock® 自体はアクセサリーとして別途購入可能です。

 

 

④ピンロックシートのつけ方

 

左右を確認し、小さい突起が外側を向くようにする。

突起の向きが外向きでない場合は、プラスドライバーで緩めてから締めると直ります。

バイザー本体をほこりがつかないようにマイクロファーバークロスなどで拭きます。

ピンロックと書いてあるほうが右側に来るようにはめていきます。

(この時に青いフィルムを少しだけはがしておくと、やりやすいです)

まずは、右側にはめていき・・・

バイザーとピンロックを少ししならせながら、

左のピンズにもはめます。

ピンロックの枠を指でなぞって、

青のフィルムをはがして完了です♪

バイザーを新調される際やK1をお買い上げの際は、

ぜひPinlock® もご一緒にお買い求めくださいませ。

 

店頭にてお買い上げいただいた場合、

取り付けもさせていただきますので、

お声掛けください。

 

詳しくは下記のサイトをご覧くださいませ♪

https://www.agvhelmets.jp/category/agv/accessories?SortId=datedesc&PageSize=20&pageno=5

 

12/17から、AGVヘルメットご購入の方に限定のキーチェーンをプレゼントしております。

数量限定ですので、この機会にいかがでしょうか

皆様のご来店、こころよりお待ちしております :)

 

Tags: アクセサリー・小物, 商品について, AGV

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