埼玉三郷店ブログをご覧の皆様、こんにちは。池上でございます。
皆様にご報告があります。私もついに買ってしまいました、PISTA GP RR!!
やはり、購入を決断するまでには悩みに悩みましたが、買ってよかったです!
ということで、私が実際に購入し使用しておりますヘルメットを用いてPISTA GP RRの各部の機能とフィッティング調整のご紹介をさせていただきます。
PISTA GP RR - PERFORMANCE CARBON/RED ¥207,900(税込)
言わずと知れたAGVが世界に誇るフルカーボンヘルメット、まず目を引きますのは、世界のグランプリシーンからフィードバックされたリアスポイラーではないでしょうか。
すでにご存じとは思いますが、MotoGPの平均速度である160km/hの時にヘルメットの浮き上がりがなくなるように設計されています。
実際の空力特性に関しましては、高速道路、サーキットにて実証してまいりますので、次回ブログにてお伝えさせて頂きます。
さて、正面の方に目を移してみますと、額に3か所、口元に2か所のベンチレーションがございます。
額のベンチレーションには開閉シャッターは無く、基本的に常時開放となっております。
サーキット走行の最中にシャッター開閉をする事はありませんので問題ありませんが、雨の日にご使用される際などには、付属のゴム製キャップにて蓋をして頂く形になります。
続いて口元のベンチレーションですが、より多くの空気を取り入れるようなダクト形状となっております。
また、口元のベンチレーションはシャッター構造となっており、内側のつまみを上下に操作して開閉して頂く事ができます。※見えやすいようにウインドプロテクターは外しております。
取り入れられた空気は、ウイング形状の後方のアウトレットより、スポイラーに向けて排出されます。
さて、続きまして内装のフィッティング調整のご紹介をさせて頂きたいのですが、内装の取り外しには注意が必要ですので、取り外しがしやすいように、まず先にバイザーを取り外します。
バイザーの取り外しは簡単な操作で素早く行えるようになっていますが、少々コツが必要です。
画像のように片手でバイザーを軽く押さえて頂くとレバーが引きやすくなります。
同じように反対側も外していきますが、取り外した片方をウエスなどで保護しておくと安心です。
ちなみに、三郷店のバイザー交換の達人の手にかかりますと、両手で同時に取り外し~取り付けで10秒ほどで完了いたします。
さて、バイザーも取り外せましたので、いよいよ内装の取り外しとフィッティング調整です。
PISTA GP RR のトップパッドの取り付けボタンは強引に取り外しますと、ボタン部の損傷につながる可能性がございますので両手でボタン部をまっすぐ引きます。
無事に内装が取り外せましたが、PISTA GP RR のトップパッドには、出荷時には3本の赤いパッドが下画像のように装着されています。
私の頭の形が前後方向に長い形のようで、出荷時の状態では額のあたりが少し圧迫される感覚がありました。
ですので、私の場合はパッドの間隔はそのままで、中央のパッドのみを取り外しました。
これによって、トップパッドが前後方向に伸びるようになり、額部分の圧迫感が無くなりました。
また、逆に前後方向が緩い場合は、
トップパッド後方のポケットに調整用パッドを挿入して、タイトにしていただけます。
ちなみに、調整用パッドは、頭頂部・チーク用もございますので、お好みのフィッティングに変更していただけます。
このように、PISTA GP RR は、サーキットを快適に走っていただける外装・内装となっておりますので、
本格的にサーキット走行をされている方だけでなく、これからサーキット走行を始められる方にも、ぜひお薦めさせていただきます。
次回は、一般道、高速道路~サーキット走行の際のインプレッションもお届けいたしますので、乞うご期待くださいませ。