バイクシーズンに風を切って走る爽快感は格別ですが、ライダーにとって欠かせないのがしっかりとした装備です。特にこの季節はレザーグローブがお勧め。耐摩耗性が高く、万が一の転倒時にも手をしっかり保護。さらに、手に馴染みやすく操作性も良いため、快適なライディングが可能です。
今回私はレザーグローブを新しく購入致しましたので、使い心地などをレビュー致します。

DRUID 4 GLOVES
シープレザー製を使用し、最高水準のプロテクション性能を誇るレーシンググローブ。カーボンナックルプロテクターとDCPシステム(小指の捻じれ防止システム)を採用し安全性を高めています。
※価格や仕様は予告なく変更される場合があります。最新情報はダイネーゼAGVジャパン公式サイトをご覧ください。
私の手のサイズは、指の付け根あたりの手の甲を基準とした外周で21cmとサイズチャート上SとMの中間の大きさです。
以前はフラッグシップモデルFull Metal 6を使用しており、そちらはSサイズを購入致しました。今回もレーシンググローブということでタイトフィットを選び、Sサイズを購入致しました。
操作性
グローブで一番大事なのは何と言っても操作性。結論から申し上げますと、DRUID 4は抜群の操作性でした。
DRUID 4はグリップを握った際の手首などのフォームに合わせて、あらかじめ湾曲した形に立体裁断で製作されています。立体裁断のおかげでライディングフォームと取った際でも違和感なくスムーズに操作ができます。
先日ツーリングに出かけた際に初めて使用しましたが、クラッチ操作などでも固さを感じることは無く、指の付け根にもシャーリングもあるので、初使用とは思えないほどスムーズに行うことができました。
暫く使用するとより柔らかく、自分の手に吸い付くようなフィット感へと変化していきました。まるでグローブを付けてないかと錯覚するほどの柔らかさです。ハンドルから伝わってくる細かい振動などの情報もハッキリとわかります。
先日開催致しました世田谷店ツーリングにおいてワインディングロードを走行する機会がありましたが、操作に際して抵抗を感じることは一切無く、非常に快適なライディングを実現することができました。
ブレーキ操作におけるわずか数ミリ単位の強弱やアクセルの微細な調整に至るまで、思い通りにできるその操作性の高さには感動すら覚えます。
アクセルを捻る動作も非常に柔らかく、抵抗を感じることは御座いませんでした。特に私のTZRとR1はアクセルの開け幅が広いバイクなので、アクセル操作が柔らかいのは非常にメリットです。
因みに今回の世田谷ツーリングに合わせて、グローブだけでなくジャケットも新調しちゃいました。ジャケットはIGNITE 2というテキスタイルジャケットを購入致しましたが、この日はグローブ・ジャケット共に最高に丁度良かったです。ジャケットも後日レビュー致しますので、お楽しみに。
安全性
DRUID 4はダイネーゼのレーシンググローブの中では中間グレードに該当します。中間グレードだからと言って安全性に関しては妥協は御座いません。
ナックル部分にはカーボン性のプロテクションを装備。指の関節部分にもプロテクションを採用しています。走行中に自分の視界に入る部分にカーボンがあると所有欲も上がりますね。
もしものアクシデントの際に手をつきやすい部分には、ポリウレタン製のハードプロテクターを装備し、小指部分には衝撃の際の関節のねじれを防ぐDCPシステムを装備。これらによりグローブそのものがプロテクターとしての認可(欧州安全基準CE - Cat. II - Pr-EN 13594 Level 1適合)を取得しています。
まとめ
DRUID 4は、優れた安全性と快適なフィット感を兼ね備えたコストパフォーマンス抜群のレザーグローブです。操作性や耐久性にも優れており、ツーリングからスポーツライディングまで幅広いシーンで活躍します。

三郷店の池上スタッフ

台場店の坂井スタッフ
台場店の吉村スタッフ
そのクオリティの高さからダイネーゼストアのスタッフの間でも特に人気が高く、多くのライダーから支持されています。
現在、世田谷店では各サイズ・各カラーの在庫をご用意しております。実際に手に取って、そのフィット感や操作性の良さをぜひ店頭でお試しください。スタッフ一同、ご来店を心よりお待ちしております。