こんにちは!
今回のブログは人気セグメント、
スポーツツーリングモデルのK3ヘルメットの魅力をご紹介いたします!
ぜひ最後までご覧くださいませ。
このK3ヘルメットの誕生には、
ヨーロッパのヘルメット安全規格、
ECE2205からECE2206へ約20年ぶりに更新されたことがきっかけとなっております。
また安全規格通すためのテストに新たな項目が増えました。
1番外側のシェルについては、
最低限の視界を確保できる大きさの開口部があるか、
頭部をカバーする十分な面積があるかどうか、
ヘルメットの経年変化への耐性などを評価します。
防御能力だけでなく、
広い視界による予防安全性、
長く使えることも重要視した試験のようですね!
内装、つまりEPS(緩衝素材)とインナーパッドが経年劣化せず、
汗や化粧品、ヘアケア製品に触れても影響がない、
肌に負担をかけない中綿入りという細かな条件と、
さんざん言われてきたヘルメットの寿命にもメスを入れております🤔
ECE2206で導入されたもう1つの重要な関門は、
バイザーの安全性能に関わる、耐貫通性試験です。
このテストでは、6mmの鉄球を80m/s(=288km/h)でバイザーに向けて発射しています。
結果、バイザーにひびが入ってもよいのですが、
粉々になったり、脱落、貫通は即アウトです。
この鉄球の試練を乗り越えても、バイザーにはさらに試験が待っております。
視覚的歪みレベル、耐傷性、光の屈折率も厳しい基準でみられます。
スポーツツーリングモデルのK3には先代がいました。
K3 SV(左)というモデルでこちらは旧規格のECE2205でもう生産されておりません。
K3 SVとK3を比べ、アップデートした個所をご紹介いたします!
まず全体のフォルムで目を引くのは大きなスポイラーです。
K3に進化するにあたって空力性能も大幅に見直されました。
K3 SVではなかった性能なのですが、
K3では時速130km/hで走行すると浮力により、
ヘルメットの重量が0kgになるという優れた空力性能がございます。
更に赤い矢印をマークしたのですが、
K3はより深くインナーバイザーを下げることができ、
路面からの照り返しを軽減してくれます😊
左側を見てみると、
バイザーを昇降させる機構が変更になりました。
K3 SVの方では赤いレバーを斜め前に押すのですが、
ヘルメット被ってグローブをしている状態での操作が慣れないと難しい印象がございました。
K3ではスライドを前後させるだけで昇降するシンプルな機構を取り入れ、
感覚的に操作しやすいフェイスラインに沿ってスライドを配置しております。
内側の緩衝素材であるEPSは画像右側のように色分けされている各パーツで密度が異なり、
最適で最高の保護能力を有します。
※イメージ画像は欧州流通モデルです。
ベンチレーションはヘルメットに掛かる風圧が1番大きい場所に配置しております。
口元のベンチレーションには特殊な構造の効果により、
ベンチレーションに近づいた空気が加速し、
吸い込まれるようにヘルメット内に流れていくエフェクトがございます。
ジェット機やスーパーカーのエアベントとエクストラクターをモデルに設計されたそうです🤔
チークパッドとクラウンパッドには2Dry加工を施し、
汗を瞬時に吸収し、肌への不快なウェット感を軽減しています。
この加工はプレミアムヘルメットであるK6 Sシリーズにも施され、
生地が汗を完全に吸収するのにわずか4秒しかかからない驚きの即吸収性能です👏
いかがでしたでしょうか?
AGVヘルメットの人気セグメント、
スポーツツーリングモデル、K3の魅力をご紹介いたしました!
フィット感はK1 S、K6 Sの頬で支える内装とは違い、
ロングツーリングで被り疲れないようおでこ周りで支えるフィッティングとなっております。
バイク初心者の方にもとてもオススメになっておりますし、
通勤、アーバンライディングや暗くなっても走るロングツアーにもってこいのモデルです。
大阪店には全サイズ揃っておりますので、
気になった方はぜひご試着だけでも構いませんのでご来店いただけますと幸いでございます!
それでは次のブログでお会いしましょう!
Arrivederci~🏍️