こんにちは!
いつもダイネーゼ大阪店のブログをご覧いただきありがとうございます。
2024年辰年がスタートし、早くも1月半ばとなりましたが皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私はつい先日、2024年初のサーキット走行を堪能してまいりました。
路面温度、タイヤ、共に冷え冷えの状態なのでアウトラップはいつもより慎重に、さらにウォームアップ周回を増やし、タイヤと身体を十分に温めます。
ところで、上の写真で私が被っているヘルメット、何かお分かりいただけますでしょうか。
そうです!
昨年の秋から新しくラインナップに加わったPISTA GP RR MONO RED CARBONです。
PISTA GP RR AGV JIST MPLK ECE2206 Asian Fit 011-MONO RED CARBON¥253,000(税込)
AGVホームページの画像で見ていた限りでは特に気に留める事もなかったのですが、現物を見てガラリと印象が変わりました。
皆様もぜひ、現物をご覧になってください。
私同様、その美しさに心奪われることと思います。
大阪店では現在(※2024年1月15日時点)、MサイズとLサイズを取り揃えております。
本題に入ります。
私は現在、「K6」というモデルのヘルメットも併せて使用しております。
現在は「K6 S」とモデルチェンジを果たしたAGVフルフェイスヘルメットの中でも最軽量のモデルです。
K6 Sについての詳細はこちら→「K6 S」
私はこの「K6」を現在はツーリングメインで使用しております。
あくまでも比較すると、ということにはなりますが、特に長距離ツーリングとなると快適さは「PISTA GP RR」より「K6」の方が勝ります。
どういう点が勝るのか?
私が特に感じた点を2つあげさせていただきます。
①軽さ
「PISTA GP RR」も決して重い部類のヘルメットではありませんが、「K6」の軽さには適いません。
その差は115g。卵2つ分ぐらいの重さですが長距離だとこの差が効いてきます。
②静粛性
これは実際に何dbの差があるのか?までは計測していませんが、私が比較して感じたのは時速50km/h以上で静粛性の差が顕著に感じました。
サーキットではもちろん「PISTA GP RR」を使用しております。
「K6」をサーキットで使用していた時期もありますがサーキットでの快適性は「PISTA GP RR」に軍配が上がります。
その理由を2つ挙げると、
①ハイスピード域での安定性
私がよく行っているサーキットでは最大直線距離(メインストレート)が550mありますが、そのストレートで時速200km/h前後出ます。
コーナー手前のブレーキングポイントで一瞬身体を起こすんですが、「K6」だと軽量過ぎるゆえに頭が後ろに持っていかれやすいです。
ところが「PISTA GP RR」だとそんなシーンでもビタッと安定。
空力特性の素晴らしさを感じました。
②万が一の時の安心感
もちろん「K6」も欧州安全規格であるECE2205(モデルチェンジしたK6 Sはさらに厳しい要件項目が加わったECE2206)の認証要件を満たしており安全性に抜かりはありませんが、「PISTA GP RR」はさらにレース用ヘルメットとしての安全規格「FIM」と「MFJ」の公認も取得しておりサーキットシーンにおいてより一層の安心感があります。
得意とする分野、シーンはヘルメットによって大きく異なります。
それぞれのシーンに合ったヘルメットをチョイスすることでより快適性も増します。
今回のブログではヘルメットに関してお伝えさせていただきましたが、バイクの楽しみ方は千差万別、もちろんウェアやギアでもシーンや季節に合ったものをお選びいただくことでより快適性、安全性が向上します。
皆様がより良いバイクライフを過ごしていただくために、ヘルメット、ウェア、ギア選びのお手伝いをさせていただければ幸いです。