警視庁や宮城県警に採用されている完全ワイアレスエアバッグベスト"Smart Jacket"
そのSmart Jacketの後継モデルとなる“Smart Air”が遂に発表されました。よりスマートで快適になったエアバッグジャケットについてご紹介いたします。
Smart Air
Smart Airは、最大3回まで起動可能なエアバッグを装備した、新しいD-air®ファミリー。万が一の起動時には、ご自身でガスジェネレーター(別売)の交換が可能です。
※価格や仕様は予告なく変更される場合があります。最新情報はダイネーゼAGVジャパン公式サイトをご覧ください。
保護レベルの進化
Smart Airはダイネーゼ特許技術"マイクロフィラメント"によりエアバッグが5cm均等に膨張し、広範囲の保護を実現します。Smart Jacketの胸部保護レベルが1なのに対し、Smart Airは胸部と背中の両方がレベル2認定を受けており、胸部の保護範囲も+4cm拡大しています。
Smart Airは"D-air® Road Shield 3X"というエアバッグシステムを搭載し、今まで起爆した際は都度店舗にお持ち込み頂く必要が御座いましたが、Smart Airからお客様ご自身でガスジェネレーターの交換が可能となりました。
※ガスジェネレーターは別売りです
D-air® App
D-air® Racing Shield 3Xを搭載したレザースーツモデルと同じアプリ“D-air APP”で登録と管理ができます。
アプリ内では、下記操作が可能です。
・Racing/Roadのライディングモード選択(Smart Airはロードモードのみ)
・本体の残り起爆回数、バッテリー残量、ステータスの表示
・シッピング、盗難、スリーピングモードへの切り替え
・ファームウェアアップデート
・ガスジェネレーター交換時の情報登録
・ユーザーの削除(名義変更の際などに使用)
お手持ちのスマートフォンからアップデートやシッピングモードが設定できるようになったのは大きなポイントですね。
フィット感
Smart Airは衣類の上からでも下からでも着用できる設計で、伸縮性のあるヒップと調整ジッパーでフィット感を調整できます。また、Smart Airからメンズ・レディースで分かれておらず、ユニセックスモデルとなりました。
実際に女性スタッフが着用致しました。着用スタッフは156cmで、通常ジャケットサイズは40サイズを着用しております。
前作Smart Jacket WOMANではMサイズを着用しており、今回のSmart AirではXS/Sサイズを着用しております。
着用してまず感じるのは軽さとコンパクト感です。前作Smart Jacketではガスジェネレーターが左右に二本搭載されており、若干の重量感を感じておりました。しかしSmart Airからはガスジェネレーターが一本となり、全体的に軽さを感じます。
ウェスト部分の左右には調整用のファスナーがあり、こちらでXS⇔Sのサイズ調整が可能です。ジャケットの中に着る時と外に着る時で調整ができるので嬉しいポイントです。
電源ボタンもジャケット内部から外側へと変更されています。これによりバイクに跨った後でも電源が入れやすくなり、利便性を高めています。ボタンもしっかりと押し込み、カチッという感触があるので安心感があります。
Smart Airのさらなる進化により、ライダーの安全性と利便性が飛躍的に向上しました。現在世田谷店では全サイズを取り揃えておりますので、お客様がお持ちのジャケットとのフィット感を実際にお試しいただけます。店舗スタッフがサイズ選びや機能説明を丁寧にサポートさせて頂きますので、是非ご来店をおまちしております。
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記事作成 : 岡芹(オカゼリ)